島津ガスクロマトグラフ質量分析計用ワークステーションソフトウェアです。初心者にも確実な操作をナビゲートします。
GCMS-TQ™8040 NX - オプション
トリプル四重極型 ガスクロマトグラフ質量分析計
目的に応じた最適な分析システム
GC/MS分析では,分析で要求されるアプリケーションの種類,分析の自動化など,必要に応じた様々なシステムを構成する必要があります。GCMS-TQ8040 NXでは多彩なシステム構成により応用範囲を大幅に拡大することができます。
EIとCI法を簡単に切り換えるSmart EI/CIイオン源
Smart EI/CIイオン源は,汎用的に利用されるEIの感度を損なわず,イオン源の交換をせずにCIのデータを採取できることを目的として新たに開発されました。未知化合物の定性に威力を発揮します。EI法ではマススペクトルライブラリを用いた同定が困難な場合でも,CI法のデータから分子量情報を取得することができ,未知化合物の推定に役立ちます。
DI-2010 直接試料導入システム
直接試料導入法(DI)は,サンプルをガスクロマトグラフ(GC)に通さずイオン源に直接導入する方法です。合成品のマススペクトル測定などに有効な手法で,通常のGC-MSの構成のまま手軽に使用できます。Smart EI/CIイオン源を併用すると簡単にEIとCIのマススペクトルを採取できます。
GC-MSソフトウェア
ソフトウェアオプション
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定量解析を高速化し,結果の検討における生産性を向上します
ワークステーション/インフォマティクス
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データベースシステムで安全な管理と規制対応を実現した、GC/MS用ソフトウェア
Related information
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乱用薬物,精神神経病用薬,医薬品,農薬など中毒事例の多い薬毒物の一斉分析に必要な情報が登録されています。Ver.2では,登録薬毒物を1198種類増強し,2210種類が登録されています。
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食品や飲料などの香気に重要な化合物の分析に必要な情報が登録されており,GC-MS(/MS)を用いた香気分析をトータルでサポートします。
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コストパフォーマンスに優れた普及モデルのオートサンプラです。誘導体化試薬の共注入など多彩な機能を備えています。
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樹脂中のフタル酸エステルをスクリーニングするためのシステムです。試料調製から分析・データ解析,メンテナンスといった一連の作業をサポートする専用ソフトウェア,専用標準試料やサンプリングツールキットなどで構成され,初めての方でも簡単に操作できる環境を提供します。
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高分子材料に用いられる幅広い添加剤の情報を登録したGCMSマススペクトルライブラリです。マススペクトルだけでなく保持指標や添加剤の分類情報も収録しており,添加剤の詳細な解析が可能になります。
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GCMS-QP2020/QP2010シリーズ 用ワークステーション GCMSsolutionのオプションソフトウェアです。有害化学物質の保持時間,マススペクトル,検量線情報を登録しており,n-アルカンによる保持時間の予測と組み合わせて,信頼性の高い成分同定を支援します。
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中毒事例の多い薬毒物68成分について前処理,分析,データ解析の情報が登録されており,GCMS-TQシリーズと組み合わせることによりトータルソリューションを提供します。前処理には,QuEChERS簡易前処理法を採用しており,初めての方でも簡単に前処理を行うことができます。
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環境汚染物質分析用のMRMメソッド作成をサポートするデータベースソフトウェアです。MRM分析にはトランジションの設定が必要ですが,Smart Environmental Databaseには500以上の環境汚染物質の最適なトランジションが登録されており,煩雑な設定作業を行うことなく分析を始めていただけます。
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ポジティブリスト制度の導入による対象農薬の増加に伴い,分析に必要な農薬標準試料が増加しており,標準試料の管理業務や購入コストの増加が課題になっています。本製品は,農薬サロゲートを内部標準物質に使用した検量線が登録されたGC-MS(/MS)用データベースであり,標準試料を使用せずに残留農薬をスクリーニングできます。
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包括的2次元クロマトグラフィー(GC×GC)のデータ採取を可能にします。複雑なマトリックスから目的物質の分離,2次元クロマトグラムのパターンからのタイプ別分析なども行えます。
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血液,尿,細胞等のバイオロジカルサンプルに含まれる代謝物を中心に登録したGC-MS,GC-MS/MS分析用データベースであり,GC-MS/MSに対応した世界最大の代謝物データベースです。
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法薬毒物用のMRMメソッド作成をサポートするデータベースソフトウェアです。MRM分析にはトランジションの設定が必要ですが,Smart Forensic Databaseには中毒事例の多い法薬毒物486成分の最適トランジションが登録されており,煩雑な設定作業を行うことなく分析を始めていただけます。
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食品中残留農薬分析用のMRM,SIMモードのメソッド作成をサポートするデータベースソフトウェアです。MRM分析にはトランジションの設定が必要ですが,Smart Pesticides Databaseには約530成分のトランジションが登録されており,煩雑な設定作業を行うことなく分析を始めていただけます。
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GC-MS(/MS)分析のスタートをスムーズにする,必要な情報をあらかじめ設定した各種データベースを取り揃えております。
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島津ガスクロマトグラフ質量分析計用ワークステーションソフトウェアです。初心者にも確実な操作をナビゲートします。
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ガスとマテリアル分析への最適なソリューションとして,TD-30は開発されました。
卓越した処理能力と優れた拡張性は,研究部門から品質管理まであらゆる分析を強力にバックアップします。 -
主要な異臭原因物質と官能情報(においの質や臭気閾値)をデータベース化し,GC-MSと組み合わせたシステムです。異臭分析に必要なトータルソリューションをご提供します。
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熱分解ガスクロマトグラフィー(Py-GC)は,ポリマー,プラスチック,ゴム,塗料,染料,樹脂,コーティング,セルロース,木材,繊維などあらゆる形態の不溶性材料や複合材料の微量な試料を通常の前処理を行うことなく分析することが可能です。試料を直接導入,クロマト分離させるので,微量の試料で,他の手法では得難い特色のある詳細な情報を得ることができます。
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アミン系覚醒剤の確認を尿試料を用いて行う場合,通常は無水トリフルオロアセチルによる誘導体化後,GCMSで分析されますが,手間と時間がかかり作業効率がよくありませんでした。オンカラム誘導体化 2-Step AOCによるオンカラム誘導体化により,アミン系覚醒剤の誘導体化を自動化し,多数の試料検体を非常に短時間に測定することが可能となりました。
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5D Ultra-eは,包括的2次元ガスクロマトグラフ-トリプル四重極型質量分析計とHPLCをオンラインで接続した世界でひとつだけの“ONLY-ONEシステム”です。 オンラインHPLCにより,GCxGCの網羅的分析はさらに強化され,同時に自動化による生産性向上をもたらします。 また,GCxGC-MS/MSシステムは,ノンターゲット分析のみならず複雑な試料中のターゲット分析をも可能にします。LC+GCxGC+MS/MSの5つの次元が,さらなる高分離分析・高選択分析への道を拓きます。
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水中に存在する揮発性有機化合物(VOC)をGC-MSを用いて分析するシステムです。サンプル水を専用の試料管に採り,試料管にパージガスを流すことで試料中の揮発性有機化合物やカビ臭を強制的に追い出します。追い出された成分は吸着剤に一旦保持され,その後加熱脱離させてGC-MSへ導きます。