粒子径分布測定装置製品比較
粒子径分布測定装置 製品比較
粒子径分布測定装置は、粉体の物性を総合的・多角的にとらえるための装置です。粒子径分布や凝集特性が測定できます。島津は、ダイナミック粒子画像解析システムiSpect DIA-10から、レーザ回折式粒子径分布測定装置SALD-2300、ナノ粒子径分布測定装置SALD-7500nano、バイオ医薬品凝集性評価システム Aggregates Sizerまで、お客様の分析ニーズに応えるトータルソリューションを提供しています。
コンテンツ
1. 製品特長
高い信頼性を持つ粒子検出システム
・マイクロセル方式による撮影効率の向上
今までにない機能/性能を標準搭載
・希少なサンプルも測定可能
・デッドボリュームが少ない流路設計
・オートフォーカスで簡単ピント合わせ
3ステップの簡単測定
・①サンプルセット、②分析条件選択、③ファイル名入力の3ステップで測定結果を得ることができる
0.1ppmから20%までの幅広い粒子濃度への対応
・希釈をすることで粒子径分布が変化してしまうようなサンプルでも、原液のまま、あるいは必要最低限の希釈をするだけで測定が可能
最短1秒間隔での連続測定機能
・リアルタイムでのモニタリングが可能
測定範囲:17nm~2,500μm(SALD-2300)、 7nm~800μm(SALD-7500nano)
・測定対象測定によて異なる多様なサンプル量(懸濁液量)に対応できる
最新のデータインテグリティに対応(SALD-2300のみ)
・ER/ES規制対応で実績のあるLabSolutionsシステムにLabSolutions SALDを接続し、確実なデータ管理が可能
バイオ医薬品における100 nm~10 μmの凝集体濃度測定
・広い粒子径範囲の凝集体濃度を定量評価
・少ないサンプル量で凝集体を測定
・リアルタイム測定機能で凝集過程を定量評価
2. 製品比較表
機種 | iSpect DIA-10 | SALD-2300 | SALD-7500nano | Aggregates Sizer |
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用途 |
マイクロメートルの粗大粒子や凝集体の粒子形状を確認したい。粒子の個数濃度を測定したい。 |
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測定原理 |
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粒子径の定義 |
(面積円相当径、最大長など) |
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球相当径 |
球相当径 |
測定範囲 |
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測定方法 |
湿式 |
湿式/乾式/高濃度 |
湿式/高濃度 |
湿式 |
粒子数計測 |
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形状観察・解析 |
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分布基準 |
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測定時間 |
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*:バイオ医薬品のみが対象となります。体積濃度から個数濃度への変換を行います。