GX Webinar2025 DAY1|リサイクルプラスチック(PET)編

カーボンニュートラル実現に向けて、今や日常生活に欠かせなくなったプラスチックの再生技術への関心も高まっています。本Webinarでは炭素循環社会を目指すための社会的取り組みを株式会社JEPLAN 岩元様より講演いただくとともに、一般財団法人ボーケン品質評価機構 遠藤様からリサイクル合成繊維の判別に関する社会的背景と技術的取り組みをご紹介いただきます。加えてリサイクルプラスチックに含まれる微小異物の評価法など循環型社会実現のための様々な分析ソリューションについて解説します。
本Webinarは以下のようなご要望にお応えする内容となっています
- PETなどのプラスチック再生技術の最新研究や取り組みに関する知見を深めたい・・・
- リサイクルプラスチックにおける新しい異物解析に興味がある・・・
- リサイクルプラスチックのPET判別技術に関する最新情報を知りたい・・・
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
14:00 - 14:50 |
特別講演①「みんな参加型の循環型社会」 「あらゆるものを循環させる」をミッションに掲げて、資源循環に係る事業にこれまで取り組んできました。沿革や現在に至る取り組み、社会動向などを踏まえながら、本講演ではみんなが楽しんで参加できる循環型社会についてお話させていただきます。 講師:株式会社JEPLAN 取締役執行役員会長 岩元 美智彦 様 |
14:50 - 15:30 |
特別講演②「リサイクル繊維の判別技術とその必要性」 天然繊維、合成繊維を問わずリサイクル繊維を用いた衣料品が上市されており、それに伴ってリサイクル繊維を判別する方法の開発が求められています。本講演では、リサイクルPET繊維を中心にリサイクル合成繊維の判別技術の必要性およびその背景、弊機構の取り組みについてご紹介します。 講師:一般財団法人ボーケン品質評価機構 未来研究所技術開発課 遠藤 祐里 様 |
15:30 - 16:00 |
技術講演①「MALDI-TOF MSと統計解析を用いたリサイクルPET繊維の判別」 ポリエチレンテレフタレート(PET)は現在最もリサイクルされているプラスチックの一つです。ボトル用PETの多くが繊維にリサイクルされており、SDGsを指向した社会動向の中でリサイクルPET繊維から生産された服飾類は社会的に価値のある製品と見なされてきています。そのため、製品に使用されているリサイクルPETの判別法に対するニーズが高まっていましたが、従来学術的に報告された分析法には実用上様々な制約がありました。本講演では卓上型MALDI-TOF MSと統計解析ソフトを用いた判別法について紹介します。 講師:弊社 技術者 |
16:00 - 16:30 |
技術講演②「iSpect DIA-10によるリサイクルプラスチックに含まれる微小異物の定量評価の新しいご提案」 プラスチックリサイクルにおいて、リペレットしたプラスチック中に含まれる異物が強度や見た目に影響を及ぼすという懸念が指摘されています。異物の影響を適切に判断するためには、まずそのサイズ・量の情報を得る必要があります。本講演ではPETのリペレットを例に、動的画像解析法を用いて、ペレット中の微小異物のサイズ・量を評価した事例をご紹介します。 講師:弊社 技術者 |
※内容やスケジュールなどは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
本Webinarに関するお問い合わせ
株式会社島津製作所 セミナー事務局
an_seminar@group.shimadzu.co.jp