食感への多角的・複合的アプローチ
~いろいろな分析機器で“食感”を数値化・可視化しよう!~

  • 講習会
食感への多角的・複合的アプローチ

「おいしい」と感じる主観的要素には、味覚だけでなく香りや食感といった五感が大きく関わります。特に歯ごたえ、弾力、舌触りなどの食感は、食品のおいしさに影響を与える重要な要素です。最近では、食品開発において官能評価を補完するために分析機器を用いて評価し、その結果を数値化することでより客観的な比較が行われています。
様々な分析機器で食感をどのように数値化できるのか?本セミナーでは、実際の食品を用いた様々な測定事例をご紹介いたします。テクスチャーアナライザーや粒子径分布測定装置による物性評価に加え、X線CTを用いて非破壊で内部構造を観察し、構造と食感の関連性を探っていきます。

◆開催日時 2025年3月24日(月) 14:30 ~ 16:45 (14:00 受付開始)
デモ分析見学会 13:00~(12:30受付開始 ご希望者のみ)
技術交流会 16:45~(軽食付き)
◆定員 100名/デモ分析見学会20名
(定員になり次第、締め切らせていただきます)
◆開催形式 現地開催(オンライン配信はございません)
◆参加費 無料
◆お申し込み

※お申し込み受付は終了しました。

プログラム

時間 内容
デモ分析見学会受付開始 12:30~(ご希望者のみ 20名まで)
13:00 - 14:10

デモ分析見学会

実機の前で、食品分析例や使用装置のご紹介を行います。

受付開始 14:00~
14:30 - 15:10

「食感の秘密を内部から探る-X線CTによる内部構造の非破壊検査-」

ご紹介装置:X線CT
食感に影響する空隙やフィリングの状態などを非破壊で観察できます。

15:10 - 15:50

「食感の違いを数値化する-テクスチャーアナライザーによる力学特性評価-」

ご紹介装置:テクスチャーアナライザー
多様な測定手法により食品に適した評価ができます。

15:50 - 16:30

「食感の違いを数値化する-粒子径分布と粒子形状の評価-」

ご紹介装置:粒子径分布測定装置、ダイナミック粒子画像解析システム
粒子の大きさや形状、濃度の測定を行うことで、舌触りなどの食感の評価ができます。

16:30 - 16:45

質疑応答 食品開発ソリューションのご紹介

16:45 - 18:15

技術交流会 技術者とのフリーディスカッション (軽食付き)

※内容やスケジュールなどは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

本セミナーに関するお問い合わせ

株式会社島津製作所 分析計測事業部セミナー事務局
an_seminar@group.shimadzu.co.jp