Nexera™シリーズ
超高速液体クロマトグラフ
レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2019 受賞!プレスリリースへ
GOOD DESIGN AWARD 2019 (グッドデザイン賞 2019)受賞
Nexera シリーズ ラインナップ
*1 ~130 MPa(X3), ~105 MP(XS,XS inert)
*2 ~70 MPa(XR)
*3 ~44 MPa(lite), ~20 MPa(lite inert, for aqueous mobile phase with inert kit)
汎用LC分析からUHPLC分析まで、幅広い分析条件のそれぞれに最適なモデルをご提案します。
Nexeraシリーズの各モデルの仕様詳細は下表をご覧ください。
|
耐圧 | 粒子径目安 (*注) |
内径 (*注) |
デュアルポンプ | マルチリンス | 特長 |
---|---|---|---|---|---|---|
Nexera X3 | 130MPa | サブ2μm~3μm | 1~3mm | 〇 | 標準搭載 |
島津UHPLCのフラッグシップモデル。グラジエント遅れ容量を最小にした高圧グラジエントモデルは,超高速多検体分析やMSフロント用途に最適です。低圧グラジエントや移動相ブレンディングにも幅広く対応します。
|
Nexera XS | 105MPa | サブ2μm~3μm | 1~3mm |
ー
|
オプション |
高圧,低圧グラジエントに対応する柔軟性の高いUHPLCモデル。分析時間の短縮だけではなく,プレートチェンジャとの組み合わせが多検体分析の効率化にも貢献します。 |
Nexera XS inert | 105MPa | サブ2µm~3µm | 1~3mm | ー |
標準装備 |
試料が通過する流路の材質をPEEK やセラミックとすることで、金属への吸着を抑制しつつも105 MPa耐圧を実現したバイオイナートUHPLCシステム。耐腐食性、幅広いpH耐性にも優れ、高濃度のハロゲン塩含有移動相や極端なpHの移動相の条件下であっても安定したシステム運用が可能です。 |
Nexera XR | 70MPa | 2μm~3μm | 2~4.6mm | 〇 | オプション | 島津LCシリーズの新たなスタンダードとなるUHPLC-Likeモデルです。コンベンショナルHPLC分析から、粒子径3μm以下のコアシェルカラムを用いた超高速分離分析まで幅広く対応可能です。 |
Nexera lite | 44MPa | 3μm以上 | 3mm~ | ー | オプション | 卓越した基本性能と拡張性を有すコンベンショナルHPLCモデル。最新のAI機能が,既存の試験法を用いた分析業務の信頼性を高めます。各種アプリケーションシステムにも適応可能です。 |
Nexera lite inert | 20MPa(水系移動相の場合) | 3µm以上 | 3mm | ー | ー | 試料の金属への吸着や、高濃度の塩や酸を含む移動相による装置の腐食のリスクを排除した高い堅牢性を備えたバイオイナートHPLCシステム。抗体医薬品などの生体たんぱく質の分析において、安定した信頼性の高いデータを提供します。 |
*装置やカラムの性能を最大限に発揮するには,上記の粒子径・サイズのカラムと組み合わせてのご使用がお勧めですが,装置とカラムの耐圧上限を超えない限り,上記以外のカラムの使用を制限するものではありません。
分析条件によっては配管の調整が必要になります。詳細は当社販売員にお尋ね下さい。
特長
-
長期に渡って信頼性の高いデータを得るためには,操作ミスや消耗品劣化により起こりうるエラーだけでなく,ごく稀に生じるトラブルをも排除しなければなりません。 新しいNexeraシリーズは装置起動から分析終了までの完全自動フローに熟練分析者の操作ノウハウを取り込み長期間の安定データ採取を実現すると共に,トラブルを起こしうる要因を自動で排除する支援機能を多数搭載しています。
-
分析開始前にカラムが正常であることを確認するために,またデータ採取後にカラムの状態を再確認するために,各カラムの使用履歴や性能情報の蓄積は重要です。Nexeraシリーズのカラムマネージメントデバイス*(Column Management Device:CMD)は,注入時圧力などカラム使用中のさまざまな情報をLabSolutionsのデータファイルと紐付けてデータベースに集約します。
-
SIL-40シリーズは1回の注入速度が従来比約2倍に。またプレートチェンジャの使用で最大約17,000検体を連続分析可能*。 LC-MSを用いるハイスループットスクリーニングや分析を強力に支援します。
-
Nexeraシリーズは,送液ユニット,オートサンプラー,カラムオーブンなどの省スペース設計により,既存LCシステムとのデータ互換性や検体搭載数を妥協することなく省スペースを実現します。 高さを抑えた設計は,設置台を選ばず移動相ボトルへのアプローチを容易にします。 さらに,従来機比約70%の待機電力削減を実現し,ラボ運営を支援します。
-
ラボ内の温度変化に由来するベースラインの変動は定量精度に大きく影響します。フォトダイオードアレイ検出器SPD-M40は,三重温度調節機能(Advanced TC-Optics)と独自の抜熱機構により,実験室の温度変化に左右されず安定したベースラインでの高感度分析を可能にします。
-
超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)に用いられるカラムは,カラム内拡散を抑え優れたクロマトグラフィー分離を実現する,高速、高分離分析の要です。しかし,カラム外におけるピークバンドの拡散現象は,しばしばカラムで得られた成分ピークの濃縮効果を相殺してしまいます。島津Nexeraシステム用Nexflowテクノロジー※は,UHPLCシステムの配管内径や長さを変えることなく,カラム外拡散現象を最小限に抑えます。ピークバンドの拡散を抑え,より高感度,高分離なUHPLC分析が可能となります。
-
動画
-
LCMS-2050 -Experience New Benchmarks-
-
類いまれなる注入速度
-
超高速液体クロマトグラフ Nexera series -Experience New Benchmarks-
-
室温変動の影響を限りなくゼロに
-
LCMS-2050 -Experience New Benchmarks-
-
LCOnlineSession2020_day1_04
-
高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-2050 -Liquid Chromatograph Mass Spectrometer-
-
バイオ医薬品のための最適なソリューション
-
バイオ医薬品の確実な特性解析
-
超高速液体クロマトグラフ Nexera デュアルインジェクションシステム / ELSD-LT III
-
セミ分取超臨界流体クロマトグラフ Nexera UC Prep
-
LCOnlineSession2020_day1_01
-
LCOnlineSession2020_day1_02
-
LCOnlineSession2020_day1_03
-
LCOnlineSession2020_day1_05
-
移動相を随時モニタリング
-
LCOnlineSession2020_day1_06
-
LCOnlineSession2020_day1_07
-
LCOnlineSession2020_day2_01
-
LCOnlineSession2020_day2_02
-
LCOnlineSession2020_day2_03
-
LCOnlineSession2020_day2_05
-
LCOnlineSession2020_day2_06
-
分析ワークフローを完全自動化
-
自己診断・自己復帰機能とは?
News / Events
-
燃焼-イオンクロマトグラフシステムを発売
日東精工アナリテック製自動試料燃焼装置と島津製作所製イオンクロマトグラフHIC-ESPを組み合わせた燃焼イオンクロマトグラフシステム です。液体や固体の試料を自動試料燃焼装置で燃焼させ、その際に発生した気体を吸収液に捕集します。その吸収液をイオンクロマトグラフに 自動的に注入し、ハロゲン、硫黄の分析を行います。
-
日本食品科学工学会 第71大会
日本食品科学工学会 第71大会でポスター発表とランチョンセミナーを行います。
-
カラムWebinar なるほど納得!カラムから考える超高速(UHPLC) 分析
2024年8月23日(金) 14:00 ~ 15:10
-
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会に出展します。
-
薬局方ガイドラインに従ったLC分析の高速化
配信日:2024年6月20日(木) 14:00 ~ 15:10
-
トップランナーに聞く、におい分析の最前線
2024年4月18日(木) 14:30 ~ 17:00