Nexera XS inert
超高速液体クロマトグラフ
バイオ医薬品や中分子医薬品の多くは金属イオンとの相互作用による吸着が原因で、一般のHPLCシステムで信頼性の高いデータ採取が困難となる場合があります。特にリン酸基やカルボニル基など特徴的な元素や官能基を含む分子はその傾向が顕著で、吸着が発生するとピーク形状の悪化や感度不良など、分析にさまざまな影響を及ぼします。より高感度・高精度な分析を求めるには、化合物のシステムへの吸着を抑制することが重要です。
耐圧や汎用性、堅牢性に優れるステンレス(SUS)製の標準Nexeraモデルに加え、新たにバイオイナートシステムがNexeraシリーズラインナップに加わりました。(フルラインナップはこちら)
Nexera XS inertは試料が通過する流路の材質をPEEK やセラミックとすることで、金属への吸着を抑制しつつも105 MPa耐圧を実現したUHPLCシステムです。さらに耐腐食性、幅広いpH耐性にも優れ、高濃度のハロゲン塩含有移動相や極端なpHの移動相の条件下であっても安定したシステム運用が可能です。
特長
動画
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超高速液体クロマトグラフ Nexera XS Inert 商品紹介
News / Events
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カラムWebinar なるほど納得!カラムから考える超高速(UHPLC) 分析
2024年8月23日(金) 14:00 ~ 15:10
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AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会に出展します。
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薬局方ガイドラインに従ったLC分析の高速化
配信日:2024年6月20日(木) 14:00 ~ 15:10
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トップランナーに聞く、におい分析の最前線
2024年4月18日(木) 14:30 ~ 17:00
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統計解析ソフトウェア eMSTAT Solution ver.2.0を販売
直接イオン化質量分析データ対応の統計解析ソフトウェアです。
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HPLCカラム Shim-pack Mix-HILICを発売
親水性相互作用クロマトグラフィー用カラム Shim-pack Mix-HILICは、生体内で重要なアミノ酸や核酸塩基、ヌクレオシド、ヌクレオチド、補酵素、有機酸などを、特有の親水性相互作用及びイオン性相互作用によって分離可能であるため、多様な物理化学的性質を有する親水性代謝物の同時モニタリングに適しています。