Nexera™シリーズ

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GOOD DESIGN AWARD 2019 (グッドデザイン賞 2019)受賞
Nexeraシリーズ 動画

Nexeraシリーズ ラインナップについてのご紹介
Nexera X3/ XS/ XR/ lite
特長
長期に渡って信頼性の高いデータを得るためには,操作ミスや消耗品劣化により起こりうるエラーだけでなく,ごく稀に生じるトラブルをも排除しなければなりません。 新しいNexeraシリーズは装置起動から分析終了までの完全自動フローに熟練分析者の操作ノウハウを取り込み長期間の安定データ採取を実現すると共に,トラブルを起こしうる要因を自動で排除する支援機能を多数搭載しています。
分析開始前にカラムが正常であることを確認するために,またデータ採取後にカラムの状態を再確認するために,各カラムの使用履歴や性能情報の蓄積は重要です。Nexeraシリーズのカラムマネージメントデバイス*(Column Management Device:CMD)は,注入時圧力などカラム使用中のさまざまな情報をLabSolutionsのデータファイルと紐付けてデータベースに集約します。
SIL-40シリーズは1回の注入速度が従来比約2倍に。またプレートチェンジャの使用で最大約17,000検体を連続分析可能*。 LC-MSを用いるハイスループットスクリーニングや分析を強力に支援します。
Nexeraシリーズは,送液ユニット,オートサンプラー,カラムオーブンなどの省スペース設計により,既存LCシステムとのデータ互換性や検体搭載数を妥協することなく省スペースを実現します。 高さを抑えた設計は,設置台を選ばず移動相ボトルへのアプローチを容易にします。 さらに,従来機比約70%の待機電力削減を実現し,ラボ運営を支援します。
ラボ内の温度変化に由来するベースラインの変動は定量精度に大きく影響します。フォトダイオードアレイ検出器SPD-M40は,三重温度調節機能(Advanced TC-Optics)と独自の抜熱機構により,実験室の温度変化に左右されず安定したベースラインでの高感度分析を可能にします。
UHPLC分析のパフォーマンスを向上するNexflowテクノロジー
超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)に用いられるカラムは,カラム内拡散を抑え優れたクロマトグラフィー分離を実現する,高速、高分離分析の要です。しかし,カラム外におけるピークバンドの拡散現象は,しばしばカラムで得られた成分ピークの濃縮効果を相殺してしまいます。島津Nexeraシステム用Nexflowテクノロジー※は,UHPLCシステムの配管内径や長さを変えることなく,カラム外拡散現象を最小限に抑えます。ピークバンドの拡散を抑え,より高感度,高分離なUHPLC分析が可能となります。
アプリケーション
- FlowPilot機能による自動スタートアップが推進するワークフローの完全自動化
- 新Nexeraシリーズ送液ポンプの自己診断・自己復帰機能によるラボの生産性向上
- フォトダイオードアレイ検出器SPD-M40の UVカットオフフィルターによる 光分解性化合物ナプロキセンの高精度分析
- 自動波形処理アルゴリズム「i-PeakFinder」による分析業務の省力化と効率化 ~有機酸分析への適用事例~
- 新しい分析業務自動化を支援するAnalytical Intelligenceの概念
- フォトダイオードアレイ検出器SPD-M40のAdvanced TC-Opticsによる室温変動の影響の排除~ベースライン安定性と分析精度の向上~
- オートサンプラ SIL-40シリーズの自動前処理機能(共注入)を活用したピーク形状の改善
- Shim-pack Fast-OAとpH緩衝化電気伝導度検出法による有機酸分析の高速化
- 製薬
- 食品
- 化学
動画
FlowPilot機能による自動スタートアップが推進するワークフローの完全自動化
熟練分析技術者の技術を模して開発したFlowPilot機能による自動スタートアップからシステム適合性テスト(System Suitability Test:SST),分析,シャットダウンまでの一連の分析ワークフローを完全自動化した事例についてご紹介します。
新Nexeraシリーズ送液ポンプの自己診断・自己復帰機能によるラボの生産性向上
新Nexera™シリーズの送液ポンプに搭載した自己診断と自己復帰機能により,流路内で発生した気泡を自動で検知し,システムを正常な状態に復帰させるまでの流れについて解説します。気泡トラブルによる分析のやり直しを含めたシステムのダウンタイムを最小化し,ラボの生産性効率向上に貢献します。
移動相消費量のリアルタイム測定機能が推進する分析業務効率の最大化
移動相モニター MPM-40による移動相残量のリアルタイム測定や,スマートデバイスによる移動相残量の確認,さらに,LabSolutions™ソフトウェアと連動した自動動作による分析業務の効率化についてご紹介します。
フォトダイオードアレイ検出器SPD-M40のAdvanced TC-Opticsによる室温変動の影響の排除
フォトダイオードアレイ検出器は検出原理上,装置を設置している環境の影響を受け,室温変化とともにベースラインの変動を起こすことがあります。SPD-M40 は室温変動の影響を排除するために,検出器セル,光源ランプと分光器をそれぞれ個別に温調する三重温度調節機能(Advanced TC-Optics)を採用しています。これにより,室温変動が大きな場合でも,安定したベースラインが得られ,高感度分析や長時間分析においても高い精度で分析を実施することができます。
超高速オートサンプラ SIL-40シリーズによる生体試料中医薬品の超高速分析
Nexera™シリーズのオートサンプラ(SIL-40シリーズ)の超高速注入がトータル分析サイクル時間を短縮し,ラボの生産性向上を実現する例をご紹介します。
オートサンプラSIL-40シリーズのデュアルインジェクション機能による多角的データの一元管理と分析業務の効率化
デュアルインジェクションシステムの使用法から実際の動作,データの一元管理までの流れと業務の効率化についてご紹介します。
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