inspeXio™ 7000
マイクロフォーカスX線CTシステム
inspeXio 7000は自社製マイクロフォーカスX線発生装置と大型高解像度フラットパネル検出器を搭載した高性能マイクロフォーカスX線CTシステムです。
広大な検出エリア、最大1,400万画素相当の入力解像度、そして更なる改良を加えた高出力マイクロフォーカスX線発生装置によって、「高出力装置では軟素材のコントラストは得られない」という常識を覆す、広視野・高解像度・高コントラストな断面画像を得ることができます。また、検出器の解像度向上に合わせて、超高速演算処理システムHPCinspeXioの更なる高速化も実現しています。
研究の進む複合材料(GFRP、CFRTP)から大型アルミダイカスト製品まで、1台であらゆるワークの研究・開発・検査に対応します。
inspeXio、Analytical IntelligenceロゴおよびCORE Boostは、株式会社島津製作所またはその関係会社の日本およびその他の国における商標です。
VGSTUDIO MAXおよびVGSTUDIOは、Volume Graphics GmbHの商標です。
POLYGONALmeisterは、日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社の登録商標です。
システム構成と原理
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図のようにX線発生装置とX線検出器との間に検査対象物(ワーク)を設置します。360°回転させて、あらゆる角度からのX線透過データを収集して、断面画像を計算します。
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MPR表示(任意断面表示)
Multi Planar Reconstruction の略。
複数枚の断面画像を仮想空間上に積み上げて、断面画像/互いに直交する縦断面画像/縦断面画像に直交する任意断面画像を四つ並べて表示します。VR表示
Volume Rendering の略。
複数枚の断面画像を仮想空間上に積み上げて、立体的に表示します。VR表示には別途、3次元画像処理ソフトウェアが必要です。
特長
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大型高解像度フラットパネル検出器を搭載。最大1,400万画素相当の入力解像度により、広視野・高解像度を実現しました。
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自社製マイクロフォーカスX線発生装置の改良によりX線線量が大幅にアップ。最新フラットパネル検出器の感度特性を生かし、これまでには無い、高出力と高コントラストイメージの両立を可能にしました。
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オペレータを煩雑な条件設定から解放する「おまかせCT」機能に加え、50倍のスピードアップを実現した超高速演算処理システムHPCinspeXio ver. 3.0を搭載。誰でも簡単に高速なCT撮影を可能にしました。
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News / Events
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マイクロフォーカスX線CTシステム inspeXio 7000を発売
inspeXio 7000は自社製マイクロフォーカスX線発生装置と大型高解像度フラットパネル検出器を搭載した高性能マイクロフォーカスX線CTシステムです。
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次世代モビリティWebinar
燃料電池自動車(FCV)の普及に向けて配信日:2025年8月5日 (火) 14:00 ~ 15:35
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島津150周年記念キャンペーン第2弾
150年の感謝の気持ちを込めて、「島津150周年記念キャンペーン第2弾」を実施いたします。島津の幅広いラインナップの中からイチオシ製品を特別価格でご⽤意いたしました。ぜひ本キャンペーンをご活用下さい。
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食感への多角的・複合的アプローチ
~いろいろな分析機器で“食感”を数値化・可視化しよう!~日時:2025年3月24日 (月) 14:30 ~ 16:45
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LiB Webinar 2025 DAY1
配信日:2025年2月27日 (木) 13:00 ~ 15:15
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35