探針エレクトロスプレーイオン化キット DPiMS QT を装着した四重極飛行時間型質量分析計は、探針を使ってごく微量な試料を採取しMS 部に導入することによって、質量分析を行います。DPiMS QTはユーザーが簡単に換装可能な直接イオン化インターフェイスユニットです
LCMS-9050 - オプション
四重極飛行時間型質量分析計
LabSolutions™ LCMS
分析モードは、MS、SIM、MS/MS、MRM、MS/MS (DDA : Data Dependent Acquisition)、MS/MS (DIA : Data independent Acquisition)の6種類があり、Q-TOFの特長をいかした定性・定量分析を行えます。さらに、MS/MS、MRM、MS/MS (DDA)、MS/MS (DIA)のモードでは、四重極質量分離部の分解能を自由に設定することができるため、分析条件をカスタマイズすることも可能です。
Q-TOFの特長をいかす分析モード
LabSolutions LCMSは島津LCMSシリーズで使用されている汎用ソフトウェアです。システム制御からデータ取得、解析をトータルサポートします。直感的なアイコンときめ細やかな機能により、シンプルな操作で精密質量分析を実行することができます。
らくらくチューニング(パフォーマンス・アシスタント)
LCMS-9050のチューニングは、LabSolutions LCMSから簡単に実行できます
LCとMSを1つのソフトウェアで制御
LabSolutions LCMSはLCとMSの装置制御を同時に行うことができます。LCと同じ感覚で直感的に操作していただけるようなユーザーインターフェイス(UI)を採用しています
LC-MSコンポーネント/アクセサリー
トリプル四重極質量分析計
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LC-MSのラインアップに感度とスループットの両方の特徴を兼ね備えたミクロ流量LC-MSシステム ”Nexera Mikros” が登場しました。
HPLC/UHPLC/SFC システム
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固体試料から超臨界流体で成分を抽出した後, そのままオンラインでSFC分析するシステムです。 前処理操作に要する時間を大幅に低減します。
Related information
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LabSolutions Insight Biologicsは、四重極飛行時間(Q-TOF)型質量分析計であるLCMS-9050、LCMS-9030を対象としたオリゴ核酸の特性解析ソフトウェアです。オリゴ核酸の特性解析では不純物の同定や配列確認、修飾位置の特定を行いますが、複雑なマススペクトルを解析するのは難しく、時間もかかる作業です。また測定、解析と複数のソフトウェアを使うことで、操作が煩雑となりユーザーの負担も大きくなります。
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OAD-TOFシステムは、島津独自のフラグメンテーションであるOAD (Oxygen Attachment Dissociation)を実現するQ-TOFシステムです。
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島津製作所は住友ベークライトと、同社の抗体N型糖鎖分析キット用の糖鎖自動前処理装置MUP-3100を開発しました。MUP-3100は分析者の作業ミスや前処理のバラつきを排除し、研究・開発を推進します。