LCMS-9050 - アプリケーション
四重極飛行時間型質量分析計

DARTと四重極飛行時間型質量分析計を用いた食品中成分の定性分析
食品や飲料品の開発において、製品中成分の情報を得る ことは品質の維持向上のために重要です。中でもにおい成分は風味の指標として着目されています。しかし、食品や 飲料品中の特定成分を測定するには、通常、抽出などの前 処理が必要になることがあります。 直接イオン化法であるDART®(Direct Analysis in Real Time)は、気体、液体、固体いずれの形態の試料でも前処理なしで迅速に測定することができるため、有機化合物の簡便なスクリーニングに有効です。