Smart Databaseシリーズ
特定の分野向けに最適化された分析条件が登録されており,迅速に分析を始めることができます。
Smart Databaseを用いたMRMメソッド作成手順
“Smart MRM”プログラムによって,MRMメソッドを自動作成します。 多成分一斉分析では,測定プログラムの設定が困難ですが, “Smart MRM” では最適なプログラムを設定し,高感度メソッドを作成します。 MRMメソッドは,ターゲット化合物の保持時間情報を基に作成しますが,AART機能を用いることで,n-アルカンを1回分析するだけで保持時間を修正し,メソッド作成に進めます。
1. n-アルカンの分析
AART機能で保持時間を修正するために,n-アルカンを1回分析します。通常,標準試料を分析する必要がありますが,データベースでは保持指標を用いて修正可能なため,標準試料の準備・分析の必要がありません。
2. AARTによる保持時間の修正
n-アルカンのデータを用いて保持時間を修正します。MRMメソッドは,ターゲット化合物の保持時間情報を基に作成しますが,AART機能を用いることで,n-アルカンを1回分析するだけで保持時間を修正し,メソッド作成に進めます。
3. Smart MRMを使用してMRMメソッドを自動作成
Smart MRMを用いることで,成分ごとに最適な測定時間を自動的に設定します。対象成分の溶出時間帯だけデータを採取しますので,多成分一斉分析の場合でも感度を損ねることなく,多成分一斉分析が可能です。
News / Events
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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Brevis GC-2050をアップデート
Brevis GC-2050は、島津GCの主要な気化室、検出器、前処理装置、MS質量分析計に対応しました。さらに新搭載のECOアイドリング機能により、従来比約61%の電力削減、92%のガス使用量削減が可能です。
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島津150周年記念キャンペーン
150年の感謝の気持ちを込めて、「島津150周年記念キャンペーン」を実施いたします。島津の幅広いラインナップの中からイチオシ製品を特別価格でご⽤意いたしました。ぜひ本キャンペーンをご活用下さい。
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日本食品衛生学会 第120回学術講演会
日本食品衛生学会 第120回学術講演会で発表したポスターを掲載しました。
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マルチオミクス解析Webinar Day2 長寿研究の最前線
質量分析計のデータ統合解析によるNGS全ゲノム解析の効率化配信日:2024年11月6日 (水) 14:00 ~ 15:00
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日本食品科学工学会 第71大会
日本食品科学工学会 第71大会でポスター発表とランチョンセミナーを行います。