Smart Databaseシリーズ
特定の分野向けに最適化された分析条件が登録されており,迅速に分析を始めることができます。
Smart Databaseを用いたMRMメソッド作成手順
“Smart MRM”プログラムによって,MRMメソッドを自動作成します。 多成分一斉分析では,測定プログラムの設定が困難ですが, “Smart MRM” では最適なプログラムを設定し,高感度メソッドを作成します。 MRMメソッドは,ターゲット化合物の保持時間情報を基に作成しますが,AART機能を用いることで,n-アルカンを1回分析するだけで保持時間を修正し,メソッド作成に進めます。
1. n-アルカンの分析

AART機能で保持時間を修正するために,n-アルカンを1回分析します。通常,標準試料を分析する必要がありますが,データベースでは保持指標を用いて修正可能なため,標準試料の準備・分析の必要がありません。
2. AARTによる保持時間の修正

n-アルカンのデータを用いて保持時間を修正します。MRMメソッドは,ターゲット化合物の保持時間情報を基に作成しますが,AART機能を用いることで,n-アルカンを1回分析するだけで保持時間を修正し,メソッド作成に進めます。
3. Smart MRMを使用してMRMメソッドを自動作成

Smart MRMを用いることで,成分ごとに最適な測定時間を自動的に設定します。対象成分の溶出時間帯だけデータを採取しますので,多成分一斉分析の場合でも感度を損ねることなく,多成分一斉分析が可能です。
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質量分析計のデータ統合解析によるNGS全ゲノム解析の効率化配信日:2024年11月6日 (水) 14:00 ~ 15:00
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日本食品科学工学会 第71大会でポスター発表とランチョンセミナーを行います。