第33回環境化学討論会(第4回環境化学物質合同大会)

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島津製作所は第33回環境化学討論会(第4回環境化学物質合同大会)でランチョンセミナーを行います。
本大会は環境分析や研究に携わる専門家が集まり、最新の研究成果を発表し議論する場です。

こんな方におすすめ

  • 研究者:環境化学に関する研究を行っている方。
  • 学生:環境化学を学ぶ大学院生や学部生。
  • 業界関係者:環境化学関連市場(基礎研究/産業応用/規制対応など)に関わる実務者。
開催日時 2025年7月15日(火)~7月18日(金)
会  場 山形テルサ 、ほか
〒990-0828山形県山形市双葉町1-2-3
Web site 第33回環境化学討論会(第4回環境化学物質合同大会)

ランチョンセミナー

7月17日(木)11:40~12:50

1. TD-GC/MSを用いた大気中のPFAS及びTVOC分析アプリケーションの紹介

大気中の微量揮発性成分はその濃度が非常に低いため、ガスクロマトグラフィー質量分析計(GC-MS)での直接測定は困難ですが、サンプルを捕集管に集めて目的成分の濃縮が可能な加熱脱離-GC/MS(TD-GC/MS)を用いることで、微量成分を高感度に測定することが可能になります。本発表では、大気中の中性PFASの分析例と、総揮発性有機化合物(TVOC)の分析における簡単なレポート作成法を紹介します。

2. マイクロプラスチックの前処理から測定に関する装置と測定例の紹介

マイクロプラスチック(MPs)は海洋環境問題として世界的な課題となっています。MPsの調査では、試料を採取し、必要に応じて前処理した後、定性分析するという手順が一般的です。島津製作所では、これら各ステップおよび試料サイズに対応する前処理装置と分析機器を取り揃えています。本発表では、MPs測定に関する装置の概要および実際の測定例を紹介いたします。

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