EDX-7200
エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7200
TSCA PBT規制の対策 樹脂中PIP(3:1)のスクリーニング分析をMESSE SHIMADZUで公開中
さまざまな形態の試料を非破壊で分析
EDX-7200は,非破壊で固体・粉体・液体などの元素分析ができる蛍光X線分析装置の特長を生かし,有害元素の受入検査や,医薬品・食品の異物分析,考古学試料や宝石の成分分析など,あらゆる分野の多種多様なアプリケーションで使われています。
■ 電気・電子
・RoHS指令,ハロゲンフリーなどのスクリーニング分析
・半導体,ディスク,液晶,太陽電池などの各種薄膜分析
■ 自動車・機械
・ELV指令対応のスクリーニング分析
・各種機械部品の組成分析およびめっき膜厚,化成皮膜付着量の測定
■ 鉄鋼・非鉄
・原材料,合金,はんだ,貴金属の主成分,不純物の分析
・スラグの組成分析
■ 鉱業
・選鉱工程における品位判別分析
■ 窯業
・セラミックス,セメント,ガラス,レンガ,粘土の分析
■ 石油・石油化学
・オイル中の硫黄の分析
・潤滑油中の各種添加元素および混入元素の分析
■ 化学工業
・無機・有機原料および製品分析
・触媒,顔料,塗料,ゴム,プラスチックの分析
■ 環境
・土壌,排水,焼却灰,フィルタ,PM2. 5などの組成分析
■ 医薬
・合成時の残留触媒分析
・原薬中の不純物分析,異物分析
■ 農業・食品
・土壌,肥料,植物の分析
・食品の原材料分析,添加元素の管理,混入異物の分析
■ その他
・考古学試料や宝石の成分分析,玩具・日用品中の有害重金属測定など
蛍光X線分析法の原理・特長
蛍光X線の発生原理
試料にX線管からのX線を照射すると,試料に含まれる原子から固有のX線が発生し試料外に放出されます。このX線は蛍光X線と呼ばれ,各元素特有の波長(エネルギー)をもっています。したがって,このX線の波長を調べることにより定性分析ができます。また,蛍光X線の強度は濃度の関数となるため,元素特有の波長ごとにX線量を測定すれば定量分析を行うことができます。
News / Events
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第21回糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム
島津製作所は第21回糖鎖科学コンソーシアムシンポジウムでランチョンセミナーを行います。
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ICPMS-2040/2050 メンテナンス動画を公開しました
島津ICP質量分析計 ICPMS-2040/2050の日常のメンテナンスに活用いただける動画を公開いたしましたのでぜひご覧ください。
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エネルギー分散型蛍光X線分析装置 ALTRACEを発売
簡単操作で微量元素を高速に分析。さらなる高感度を求めて、最適光学系設計と当社独自の高速信号処理技術により、蛍光X線分析装置が新しいステージに到達しました。
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元素不純物分析Webinar
配信日:2024年4月16日(火) 14:00 ~ 15:55
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ICP-MS分析の基礎「4. ICP-MSによる分析方法」「5. ICP-MSによる測定のコツ」を公開
ICP-MS(ICP質量分析計)の基本原理や装置内部の構成、分析方法、測定のノウハウをご紹介します。4章では定性分析や定量分析といった分析方法について、5章では質量数の選択やセルガスの選定など具体的な分析のコツについて解説します。
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ICP-MS分析の基礎「2. ICP-MSの構成 - 大気圧部」「3. ICP-MSの構成 - 真空部」を公開
ICP-MS(ICP質量分析計)の基本原理や装置内部の構成、分析方法、測定のノウハウをご紹介します。2章では試料の導入やイオン化に関わる機構について、3章では干渉除去や質量分離、検出に関する機構について解説します。