米国TSCA PBT5物質規制 PIP(3:1)の分析

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EDXによる樹脂中リンの分析
-米国TSCAに向けたリンスクリーニング分析キット-

エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)では元素としてリン(P)の濃度を分析できます。そのため、EDXによって規制対象の有機リン化合物の含有量を推定し、スクリーニング分析することが可能です。
本アプリケーションニュースでは、PCEDX-NaviソフトによるPのスクリーニング分析の流れと、樹脂中のPのスクリーニング分析事例をご紹介します。

分析結果:PVC樹脂4本

スクリーニング分析・判定結果画面

樹脂中Pのスクリーニング分析

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熱分解GC-MSによるPIP(3:1)の分析

リン酸化合物は、難燃剤、可塑剤、酸化防止剤などプラスチックの添加剤として広く用いられているため、スクリーニングにはPIP(3:1)に対して選択性を持った熱分解(熱脱着)-GC-MS(Py/TD-GC-MS)のような分析手法が有効です。
熱分解(熱脱着)-GC-MS(Py/TD-GC-MS)は、国際規格IEC 62321-8にも採用されており、溶媒抽出GC/MS法のような多量の有機溶媒が不要であるため、環境や分析オペレーターに優しい装置として注目されています。ここでは、Py/TD-GC-MSによる樹脂中PIP(3:1)の分析についてご紹介します。

標準試料(1000 mg/kg)のSIMクロマトグラム

熱分解GC-MSによるPIP(3:1)の分析

欧州化学物質(RoHS)規制

EDXを用いたPb、Hg、Cd、Cr、Brのスクリーニング法、およびPy-GC/MSによるフタル酸エステルのスクリーニング法はいずれもRoHS検査の公定法である国際分析規格IEC62321に採用されています。またPy-GC/MSによるフタル酸エステルとPBBs、PBDEsの一斉スクリーニング法は国際分析規格IEC62321-3-3に採用されています。

島津製作所が提案する
RoHS(II)指令へのトータルソリューション

当社は本システムの他に、無機物スクリーニング用蛍光X線装置および精密定量用の各種分析機器を提供しております。
これらの機器により、RoHS(II)指令で規制されている物質のスクリーニングから精密定量までのトータルソリューションをご提供いたします。EDXとGC-MSの検査データを統合した報告書作成が可能で、RoHS対策機器を当社で揃えることにより、万全な管理体制を構築できます。

分析データを統合し、報告書作成が可能
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分析データを統合し、報告書作成が可能

分析データを統合し、
報告書作成が可能

EDXとGC-MS分析データを統合した報告書作成が可能!
RoHS対策機器を当社で揃えることで規制対策の報告が万全に!

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エネルギー分散型蛍光X線分析装置

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDXシリーズは、欧州における電気・電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令(RoHS指令)の環境規制5元素6物質、廃自動車指令(ELV指令)に伴う環境規制4元素4物質を迅速にスクリーニング測定することが可能です。

測定中:樹脂

関連アプリケーション

X256 EDX-7000 Navi ソフトによる
スクリーニング分析

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熱分解GC/MS

GC-MSで測定可能な物質は臭素系難燃剤のPBBsとPBDEsとフタル酸エステル類ですが、精密定量法であるソックスレー抽出-GC/MS法は、前処理に時間を要し、また有機溶媒を利用するため、複雑な前処理を必要としない熱分解-GC/MS(Py-GC/MS)法がスクリーニング法として期待されています。Py-ScreenerVer.2は、Py-GC/MSでのフタル酸エステル、PBBs、PBDEsのスクリーニングを簡単に行うための専用ソフトウェア、専用標準試料やサンプリングツールキットなどで構成され、初めての方でも簡単に操作できます。

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関連アプリケーション

Py-Screener RoHSアプリケーションページ User’s Voice

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