PONA分析システム

PONA分析システムは,ハイエンドガスクロマトグラフ Nexis GC-2030とPONA分析用解析ソフトウェア PONAsolution とを組み合わせており,据付調整から分析・解析・レポート作成に至るすべてのフェーズでJIS K 2536-2に完全対応しています。
 

PONA分析とは

石油製品の一次原料であるナフサやガソリンなどの炭化水素の混合物をパラフィン(Paraffin),オレフィン(Olefin),ナフテン(Naphthene),芳香族(Aromatic)のタイプ別に分離・定量する分析法です。国内では「JIS K 2536-2 石油製品-成分試験方法」で定められている緻密な調整・計算を行う必要があります。 PONA分析のクロマトグラムは非常にピーク数が多く,保持時間がわずかでもずれると,同定を誤ったり,同定テーブルの修正に時間がかかるなど,作業負担が大きくなります。このため保持時間の再現性は非常に重要なポイントとなります。

システム構成・仕様

システム構成

装置構成 ガスクロマトグラフ: Nexis™ GC-2030、GC-2010 Plus™
オートインジェクタ: AOC-20i
オートサンプラ: AOC-20s
低温付加装置(CRG): 液化炭酸ガス サイフォン式*1
データ処理部 OS: Windows® 10
ワークステーション: LabSolutions Ver. 5.96 SP3 以上
カラム RESTEK PONA-J: JIS K 2536-2 全組成分析*2,MTBEやアルコールを含む試料の場合
BP1-PONA: 低温付加装置を使わずに分析する場合

仕様

適用試料 ナフサやガソリンなどの炭化水素の混合物
炭素数範囲はC3~C13程度,MTBE等のガソリン添加剤も分析可能
定量 炭素数別,タイプ(n-パラフィン,i-パラフィン,オレフィン,ナフテン,ジオレフィン,アロマティック,その他)別にピーク面積%,重量%,容量%で定量可能
定量結果より次の項目が計算可能
モル%,平均分子量,密度,炭素量,水素量,酸素量,オクタン価,蒸気圧,蒸留性状
分析時間 通常: 60~90分
JIS全組成: 約200分
その他 オクタン価の計算プログラムを標準搭載*3

*1 JIS K 2536-2の全組成分析や,MTBEやアルコールを定量する場合に必要です。
*2 全組成分析の場合は更に液相が5% Phenyl methylpolysiloxane 相当のプレカラムも使用します。
*3 PIONA・オクタン価分析の場合,IDテーブル,各種パラメータはご自身で設定が必要となります。

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