Shim-pack SUR-Naシリーズ
配位子交換クロマトグラフィー用カラム Shim-pack SUR-Na
糖類は食品など様々な分野で含有量の分析が行われています。特に微生物の発酵の働きを利用し糖類からエタノールを生成する酒類やバイオ燃料の製造では、プロセスの設計や品質管理上、糖類を精度よく分析・定量し、モニタリングすることが重要です。
配位子交換クロマトグラフィー用カラム Shim-pack SUR-Naはサイズ排除モードにナトリウム型配位子交換モードを組み合わせ、高い分離性能で糖類を分析することができます。また移動相に使用するのは水のみであるため、移動相の調製が必要無く簡単に分析を行うことが可能です。
特長
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Shim-pack SUR-Naは、サイズ排除モードによる分子サイズの分離に加えて、ナトリウム型の配位子交換モードを利用することで、単糖同士であるグルコースとフルクトースも分離できます。 Shim-pack SUR-Naを用いた微生物の発酵培養液の分析では、時間の経過と共に糖類が代謝され、エタノールが生成されていることを確認できます。
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Shim-pack SUR-Naは、三糖以下のオリゴ糖、単糖、糖アルコールなどの分離に使用できます。
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Shim-pack SUR-Naは、水を移動相に用い糖類を分離するため、必要なHPLC構成はシンプルです。糖の検出に使用する示差屈折率検出器 RID-20A は光学系の二重温調機能やランプ性能の向上により室温変化に影響されることなくベースラインの安定性を保つことができます。また電源投入後ベースラインが安定するまでの時間が短く、ダウンタイムの短縮を実現しています。
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