Prominence nano

ナノフロー液体クロマトグラフ

Prominence nanoの基本性能

ナノ流量域でも優れた送液安定性

 LC-20ADnanoは,新技術のリフラックスフローコントロールシステム(RFC:Reflux Flow Control)とポンプ毎に独立したナノ流量制御機構により,ナノ流領域でも優れた流量精度を実現します。
 特許出願中のリフラックスフローコントロールシステムにより,送液流量は高精度精密ナノフローセンサーからの信号でフィードバック制御され,常に正確な流量となります。 また,流量計には精密な温度制御機構も備えられ,室温変化時の送液流量への影響を最小としています。
 ナノ流量グラジエント分析においても,300nL/minの流量で 0.20RSD%以下( n=6)の保持時間再現性を実現でき,グラジエント分析でも送液安定性に優れています。

リフラックスフローコントロールシステム(RFC:Reflux Flow Control)の原理

RFCの原理

RFCの原理

 ポンプ本体に内蔵された微少流量検出可能なフローセンサが,ポンプ毎に移動相スプリット後の実送液流量を常時モニタしています。 モニタした実流量が設定流量となるように,ポンプの送液をフィードバック制御しています。 これにより,送液圧の影響を受けることの無い安定した送液が可能であり,トータル流量およびグラジエント濃度共に優れた再現性を実現します。
 またポンプから送液される移動相の大部分は,スプリット後リフラックス流路によりポンプ入口側に環流(リフラックス)されます。

低溶媒消費量を実現

リフラックスコントロールユニット

リフラックスコントロールユニット

 RFC方式では,ポンプ毎にスプリット後の排出液を再び移動相ボトルに戻します。 高圧グラジエント時にも2液混合後のスプリット廃液を行いませんので,無駄な溶媒消費がなく,環境負荷も少ない送液方式です。

低溶媒消費量を実現

低容量ナノバルブ FCV nano ~優れた性能と耐久性~

FCV nano

FCV nano

 FCV nanoはポート間容量 25nLときわめて低容量を実現し,微少流量においてもピークの拡がりがほとんどありません。 ナノLCにおけるトラップ注入や2次元システムの構成に,欠かせない低容量ナノバルブです。
 また表面硬化処理を行ったステーター,PEEK樹脂製ローターの組み合わせにより低吸着性と高耐久性を実現しました。 切換バルブの回転に伴う磨耗粉は微小流路における詰まりの原因になることがありますが,FCV nanoでは磨耗粉を低減しました。
 一方分析試料の吸着も少ないため,生体試料分析に最適化された切換バルブです。

より少ない試料量でより高感度な分析を実現

SIL-20AC

SIL-20AC

 定評のある全量注入方式のオートサンプラ SIL-20AC と,FCV nanoの組み合わせにより,最小限の注入量で分析が可能です。 全量注入方式のオートサンプラでは注入予備量などの余分な試料は必要ありません。 FCV nanoを用いるとトラップ部分でのピークの広がりは最小限に抑えられますので,最少の試料量で最大の感度につながります。
 またSIL-20ACは吸着,コンタミの少ないオートサンプラとして定評があります。 これらProminenceが培った基本性能がキャリーオーバーの少ない安定した分析を提供します。

主な仕様

LC-20ADnano

送液方式 リフラックスコントロール方式
流量設定範囲(単体) 1nL/min-5000nL/min
流量設定範囲(外部制御) 100nL/min-5000nL/min (LCsolution,CBM-20A)
10nL/min-5000nL/min (Nano-Assist)

FCV nano

バルブ流路形式 6ポート2ポジション高圧バルブ
内部容量 約25nL
流路内径 約0.1mm

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