陰イオン分析用サプレッサイオンクロマトグラフ HIC-ESP
高感度で信頼性の高い分析を実現
電気透析式サプレッサを搭載した新しいイオンクロマトグラフが誕生しました。新開発のサプレッサは、ピーク拡散を抑え高感度を実現し、長期間の使用でも安定な性能を維持します。さらに島津製作所がHPLC開発で培ってきた低キャリーオーバー性能や良好な注入精度を継承し、信頼性の高い分析結果の提供に貢献します。環境、医薬、食品、化学分野など、幅広い分野のイオン分析のご要望にお応えします。
特長
信頼性・堅牢性の高いイオン分析
新開発の電気透析式サプレッサ ICDS™-40A は、折り返し構造(特許出願中)の溶離液流路を採用し、さらに透析条件を最適化することで、低内部容量でありながら高効率で安定したサプレッシングを可能としました。
省スペース設計
HIC-ESP は、設置幅 420 mmを実現したコンパクト設計で、限られたラボスペースを有効活用できます。
簡単な操作でトータルサポート
HIC-ESP の分析パラメータ設定,連続分析設定,分析終了後のシステムの自動シャットダウン,データ解析,レポーティングなど,必要な設定作業や解析操作は全てLabSolutions™実行できます。
アプリケーション
- 高性能サプレッサICDS™-40Aを搭載した陰イオンクロマトグラフHIC-ESP
- US EPA 300 メソッドに準拠した環境・水質分析
- サプレッサユニットICDS™-40A を用いた水道水の分析
- 環境水分析への応用
- 飲料水分析への応用