i-Series Plus

液体クロマトグラフ

i-Series Plusを活用したアプリケーション

■ i-Series Solutions Package

i-Series Solutions Packageは前処理法と分析条件,および判定結果の印刷までをパッケージ化したメソッドパッケージです。ワークフローの自動化を支援し,最適な前処理法や対象成分の分析条件を収録したCD-ROMと,分析カラムが同梱されたキットとなっており,ご購入後すぐに試料の測定が開始出来る”Ready to Use”の製品です。

i-Series Plusを活用したアプリケーション

● マイコトキシンスクリーニングシステム

EU基準値濃度のマイコトキシンを高感度に検出可能なパッケージです。穀類(薄力粉,米粉),牛乳,りんごに最適化された前処理法を収録しています。抽出から分析までの各手順の留意点をトラブルシューティングとしてもまとめているため,初めて分析を行う場合でも安定したデータ採取が可能です。

穀類中カビ毒の蛍光検出器による分析例

牛乳中カビ毒の蛍光検出器による分析例

穀類中カビ毒のPDA検出器による分析例

りんご中カビ毒のPDA検出器による分析例

マイコトキシン添加濃度はすべて食品換算値です。
※ 詳細は紹介ページおよびアプリケーションニュースL512 をご参照ください。

● 合成抗菌剤スクリーニングシステム

合成抗菌剤は動物用医薬品および試料添加物の一種で,健康に害を与えない量として「残留基準値」が設定されています。本スクリーニングシステムは,食肉(牛,豚および鶏の筋肉)中の夾雑成分の影響を最小限に抑えた前処理方法により,日本や欧州などにおいて規制対象成分に指定されている食肉中の合成抗菌剤24成分のスクリーニングを可能とするパッケージです。

キノロン剤

サルファ剤

※詳細は紹介ページおよびアプリケーションニュースL509L510 をご参照ください。

 

■ LCMSフロントとしてのi-Series Plus

質量分析計は,医薬品のみならず食品などさまざまな分野において活用されています。省スペース化と多検体処理を特長とするi-Series Plus(LC-2030C LT)と定性能力に優れたLCMS-2020を組み合わせることにより,定量および定性分析を強力にサポートします。

検出器レスモデル(LC-2030C LT)と シングル四重極型質量分析計(LCMS-2020)との組み合わせ例

検出器レスモデル(LC-2030C LT)とシングル四重極型質量分析計(LCMS-2020)との組み合わせ例

● アミノ酸の分析例

アミノ酸は食品分野ではしばしば測定対象となる成分ですが,これらは通常光吸収性に乏しいため,UV検出器では検出が困難です。質量分析計はこれらを簡単に分析することができるため,検出器レスモデルのi-Series Plusと当社シングル四重極型質量分析計(LCMS-2020)を組み合わせることで,使い勝手に優れたLCMSシステムを構築することができます。

アミノ酸標準試料のマスクロマトグラム

分析対象(アミノ酸)の一覧

● 甘味料の分析例

近年の食品には,いわゆる低カロリー甘味料が多く用いられています。甘味料はショ糖やブドウ糖などとは異なる独特の味を呈することから,複数の甘味料を混合するなどして味が調整されています。ここではi-Series PlusとLCMS-2020を用いて,合成甘味料の標準混合溶液と炭酸飲料の分析結果をご紹介します。スクラロースは光吸収性に乏しく,UV検出器による検出が困難な成分として知られています。質量分析計はこれら甘味料を簡単に分析することができます。SIMとSCAN測定を同時に行うことで,定性と定量を同時に行うことができるため,分析の信頼性が向上します。

甘味料標準試料のマスクロマトグラム
炭酸飲料400倍希釈試料のマスクロマトグラム

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