2022.10
微粒子特性評価の新たな挑戦- 粒子サイズ・形状・表面構造の評価など
マイクロメリティックス自動比表面積/細孔分布測定装置
トライスター II Plus 3030は,ガス吸着法に基づく定容法により比表面積/細孔分布を求める装置です。3つの測定ポートを備え、同時かつ独立に自動測定が可能です。また、標準形とクリプトン対応形の2つのモデルがあり,測定対象や目的に応じて最適な1台を選択していただけます。
測定のバリエーションも豊富で,品質管理から研究開発,BET 1点測定から完全吸脱着等温線測定など,幅広い用途にお応えします。
窒素ガスを用いて0.01m2/gまでの比表面積が測定できます。
さらに,クリプトン対応形モデルでは,低圧力測定用の高精度圧力トランスデューサと強力なターボ分子ポンプを装備していますので,クリプトンガスを使用して0.001m2/gまでの低比表面積の3ポート連続測定が可能です。医薬品や繊維などの比表面積測定に威力を発揮します。
3つの測定ポートを備え,各ポート毎に高精度圧力トランスデューサを装備窒素ガス使用時,各ポートにおいて独立した条件で同時測定ができます。
例えば3試料のBET多点(3ポイント)測定が約20分で完了します。
最大1000ポイントの吸脱着等温線測定も可能
液体窒素の液面制御機構として,毛細管現象により一定レベルまで吸い上げる構造の等温ジャケットを採用しています。この方式により,測定セル内の試料や試料以外の空間(フリースペース)に対して,安定な温度を提供し,結果として,正確な吸着測定が行えます。また,測定中は液体窒素の補給は不要で,約30時間の連続無人運転が可能。
また,可動部がなく構造が簡単で液面変動もありません。
フリースペース補正の方法として,実測定環境下での試料が入ったセルでの高精度な実測モードを採用しています。
また,簡易モードである計算モード・数値入力モードのいずれかを選択できます。飽和蒸気圧の決定方法としては,連続測定・数値入力のいずれかをそれぞれ選択できます。測定圧力ポイントやガスの導入モードを組み合わせることにより,測定の目的・必要な精度・測定時間などに応じた最適な手法を構築することができます。
※Windows®は米国マイクロソフト社の登録商標です。
※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
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