2022.10
微粒子特性評価の新たな挑戦- 粒子サイズ・形状・表面構造の評価など
マイクロメリティックス流動式比表面積自動測定装置
触媒や吸着剤をはじめとする粉体・多孔性物質において、その物質の特性を決定する重要な要素として、比表面積があります。
フローソーブIII2310は、ガス吸着法により粉体・多孔性物質の比表面積を求める装置で、吸着量の検出法として、熱伝導度検出器(TCD)を用いた流動法を採用しており、迅速な測定が可能です。
試料冷却用デュワーびんのエレベータ機構と暖気ファンを内蔵しています。
流動法の採用により短時間に測定が行なえます。
また、測定操作と同時に前処理(脱ガス)も行なうことができます。
心臓部の吸着量センサには、高感度で安定度の高いTCD(熱伝導度検出器)を採用しています。
また、TCDは一定温度に保持されていますので、周囲温度の影響を受けることなく、長期間にわたって安定した性能を維持することができます。
高感度で安定度の高いTCDの採用により、窒素ガス使用時で0.1m2、クリプトンガス使用時で0.01m2の表面積測定が行なえます。
デュワーびんの昇降と吸脱着平衡の自動判定を行ないます。
また、暖気ファンも内蔵しておりますので、脱着時の測定時間も短縮できます。
注) 上記操作が自動化できます。
これらの機能を備えていますので、操作が簡単で熟練を要しません。
※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
特長:仕様