Nexera™ ASAPrep™
分析/分取スケールアップシステム
化合物の合成時には、主成分だけでなく不純物も生成されるため、後工程での利用に向けた純度向上の観点から精製作業が必要となります。精製作業には、分取精製液体クロマトグラフ(分取LC)も多用されますが、この作業にはノウハウや多大な工数が必要とされるため、効率化が求められています。分析/分取スケールアップシステムNexera ASAPrep(Automated Scale-up from Analytical to Preparative)は、サンプルの分取難易度の自動判定機能や最適分取条件の自動生成機能を搭載しています。さらに、直感的なUI設計により、作業者の経験によらず誰でも簡単に分取精製が可能です。本システムは分取難易度に応じた分取精製作業の振り分けを支援できるため、分取精製業務の効率化を支援することができます。

特長
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専用のスクリーニングメソッドを実行することで、サンプルの分取難易度が自動判定されます。 判定の結果に応じて、ソフトウェアが自動で分取メソッドを生成します。
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バイアル位置、サンプル名、注入量、標的分子量を設定 するだけでスクリーニング分析を実行できます。 分析システムで実施したスクリーニングの結果を、分取 システムにインポートするだけで、提案された最適な 分取メソッドを実行できます。
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独自のスケールアップアルゴリズムを搭載し、スクリーニング結果からフォーカスグラジエント を用いた分取メソッドを自動生成します。標準のアルゴリズムで様々な化合物に対応するほか、 ユーザー自身で化合物に合わせたスケールアップアルゴリズムを作成することも可能です。
News / Events
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疑問解決!カラムから考える分取LCの基礎
配信日:2025年8月22日 (金) 14:00 ~ 15:00
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超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)
活用の最前線Webinar配信日:2025年7月15日 (火) 14:00 ~ 15:20
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島津150周年記念キャンペーン第2弾
150年の感謝の気持ちを込めて、「島津150周年記念キャンペーン第2弾」を実施いたします。島津の幅広いラインナップの中からイチオシ製品を特別価格でご⽤意いたしました。ぜひ本キャンペーンをご活用下さい。
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機能性表示食品GMP指針を踏まえた
分析試験の導入とデータ管理のポイント日時:2025年6月4日 (火) 13:30 ~ 17:00
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これがヒント!逆相カラム選択ガイド 2025
配信日:2025年5月23日 (金) 14:00 ~ 15:10
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お客様の声 - A bridge with our customers - 九州大学 生体防御医学研究所様
メタボロミクスと超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)の運用技術の開発、さらに環境にやさしい分析方法であるSFCの特長についてお話をうかがいました。