Co-Sense for LC-MS
自動試料前処理システム
従来のHPLC移動相のままLCMS分析

LC-MSでは,HPLCにおいて頻繁に用いられる不揮発性の緩衝液がLC-MS測定では障害になるなど,HPLCの条件が必ずしもLC-MS測定に適しているとはかぎりません。そのため,例えば,HPLCで一旦分取し,脱塩などの処理をした後,LC-MS測定するといった面倒な方法が採られています。
Co-Sense for LC-MSは,HPLCによる試料からの目的物質の分離精製,濃縮・脱塩を自動化します。これにより,HPLCの移動相条件をLC-MSに合わせて変更する必要がなくなります。
Co-Sense for LC-MSでは,3段階の作業工程をマニュアルまたは自動で行います。

1.分取:目的成分を分取用カラムで分離し,その溶出液をサンプルループに溜めおく工程

2.濃縮:濃縮液を送液してサンプルループ内の溶出液をトラップカラムに導き,吸着させて脱塩・濃縮を行う工程

3.溶出:溶出溶媒を送液して目的成分をトラップカラムから溶出させ,更に再精製した後,MSに送り込む工程
特 長
試料処理の完全自動化
試料導入から,目的成分の精製,濃縮,脱塩,溶媒置換,LCMSへの移送まで,試料前処理の全行程を完全に自動化しています。そのため,作業の効率が高まるだけでなく,手作業にありがちな誤操作が生じません。また,オンラインで連続的に処理しますので,不安定な試料であっても安定に測定することができます。
測定の高感度化
従来のLC-MSに比べて目的成分を数倍~数十倍に濃縮することができるため,高いS/NのNMRスペクトル,MSスペクトルが短時間で得られ,測定のスループットが向上します。
HPLC条件の最適化
HPLCによる分離においては,LCMS測定に依存せず,最適な分離条件に設定できます。そのため,LCMSに合わせた条件を検討する必要がなく,条件設定にかかる労力が軽減されます。
操作の簡易化
グラフィカルユーザーインタフェースを採用したソフトウェアによりシステムを制御します。操作が簡単で,システムの稼動状況も一目でわかります。
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