分析目的や対象にあわせて,4種類の注入ユニット,6種類の検出器を選択できます。LabSolutionsを使用すれば,4つの検出器を同時に制御することも可能です。

※検出器の搭載数は種類によって変わります。注入口で同時制御できるのは2つまでです。

注入ユニット

スプリット/ スプリットレス注入ユニット(SPL) ・ キャリアガスセーブ機能でガス使用量を低減。
・ 不活性処理オプション。
ダイレクト注入ユニット(WBI) ・ ガラスインサートをスプリットレス分析用と共通化し、簡略化(特許取得済)。
オンカラム注入ユニット(OCI) ・ 高沸点化合物(直鎖炭化水素で炭素数100以上)の分析にも対応。
プログラム昇温注入ユニット(PTV) ・ 不活性、耐熱性の石英インサートを採用。
パックドカラム注入ユニット(SINJ) ・ ガラスパックドカラム、SUSパックドカラムの接続が可能。

検出器

バリア放電イオン化検出器(BID) 低周波誘電体バリア放電プラズマによるイオン化法を取り入れた、高感度分析対応の汎用検出器です。石英ガラス管上に高電圧を与えることでHe(ヘリウム)プラズマを発生させ、この光エネルギーを受けて測定対象成分がイオン化し、これらが収集電極により捕集されピークとして出力されます。Ne(ネオン)とHe以外のあらゆ化合物を高感度に検出します。
水素炎イオン化検出器(FID)
 
ノズルとコレクタの構造を最適化したことにより、従来製品と比較してレスポンスを向上。また、制御部とフローコントローラーの安定性を向上してノイズを低減し、世界最高レベル*の感度を実現しました。
硫黄化学発光検出器(SCD) SCDは硫黄成分を測定するGC検出器の中で、最も高感度な検出器です。
その中で、Nexis SCD-2030は、ウルトラショートフローパス、高効率レドックスセルの採用により、世界最高レベル*の感度と安定性を実現しました。
また、検出器の立ち上げを自動で行うことができ、ユーザーの負担を減らします。
熱伝導度検出器(TCD) ・カラムオーブン温度の影響をより受けにくく安定した分析が可能。
・無機ガス、高濃度有機化合物
炎光光度検出器(FPD) ・ノズル形状の最適化、デュアルフォーカスシステムの進化により世界最高レベル*の感度。
・リン系化合物、硫黄系化合物
エレクトロンキャプチャ検出器(ECD)
・ECDセル構造とパージ流量の最適化、高耐久性材料の採用により、高感度、広いダイナミックレンジを実現。
・親電子性化合物
熱イオン化検出器(FTD) ・夾雑成分由来のマイナスピークを低減。
・工具を用いずコレクタの交換が可能。
・有機窒素系化合物、リン系化合物

※2021年7月現在、当社調べ。

ソフトウェア

LabSolutions CS

ネットワークで接続された分析装置のデータをデータベースで一元管理。データベースに保管されたデータは、事務所等のクラ イアントPC から参照可能です。

*社外からの接続はVPN等によるセキュリティーが施されたネットワークが必要です。

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