放射率測定システム
フーリエ変換赤外分光光度計
FTIR本体の干渉計側面の平行光取り出し口へ、装置外部の光源または加熱した試料から発生する赤外光を導入し、そのスペクトル強度分布を測定する付属装置です。この付属装置を用いて、加熱試料および試料と同じ温度の黒体炉の放射赤外光の強度分布を測定し、その比を計算することによって、試料の各波長における放射率(輻射率)を求めることが可能となります。
測定可能温度範囲は200 ℃以上です。温度上限は標準品で500 ℃、最大800 ℃まで対応可能です。

放射率測定システムの外観
黒体炉での放射スペクトル
アルミナの分光放射率スペクトル
注)IRSpiritシリーズには対応していません。
対象試料
セラミック片、ガラス板など
関連資料
News / Events
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FTIR分析の基礎にコンテンツを追加
FTIR分析の基礎に下記のコンテンツを追加しました。
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紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」を発売
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました