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    拡散反射測定装置特型​

    フーリエ変換赤外分光光度計

    拡散反射測定装置特型​

    拡散反射測定装置特型の外観

    従来の拡散反射測定装置は粉体試料の測定に向いています。粉体に光を照射すると、粉体表面で正反射する光と、試料内部に入り込み透過と反射を繰り返し、再び表面に出てくる拡散反射光(散乱光)があります。このうち拡散反射光を用いて、粉体の赤外スペクトルを得るのが拡散反射法です。

    改良型拡散反射測定装置は、パージ環境を維持したまま複数試料の拡散反射測定を可能にしたシステムです。例えば、低濃度のタンパク質を測定する場合、水蒸気のノイズが影響するためパージ環境下で測定する必要があります。試料ステージは手動で動かすことができ、パージ環境を維持したまま金属プレート上に乾固させた複数試料の測定が行えます。

     

    注)IRSpiritシリーズには対応していません。

    対象試料

    タンパク質、菌、血漿等のバイオ試料(ただし、金属板上に乾固させたもの)
    その他、反射測定が可能な試料全般

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