拡散反射測定装置特型
フーリエ変換赤外分光光度計
拡散反射測定装置特型の外観
従来の拡散反射測定装置は粉体試料の測定に向いています。粉体に光を照射すると、粉体表面で正反射する光と、試料内部に入り込み透過と反射を繰り返し、再び表面に出てくる拡散反射光(散乱光)があります。このうち拡散反射光を用いて、粉体の赤外スペクトルを得るのが拡散反射法です。
改良型拡散反射測定装置は、パージ環境を維持したまま複数試料の拡散反射測定を可能にしたシステムです。例えば、低濃度のタンパク質を測定する場合、水蒸気のノイズが影響するためパージ環境下で測定する必要があります。試料ステージは手動で動かすことができ、パージ環境を維持したまま金属プレート上に乾固させた複数試料の測定が行えます。
注)IRSpiritシリーズには対応していません。
対象試料
タンパク質、菌、血漿等のバイオ試料(ただし、金属板上に乾固させたもの)
その他、反射測定が可能な試料全般
News / Events
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FTIR分析の基礎にコンテンツを追加
FTIR分析の基礎に下記のコンテンツを追加しました。
・赤外スペクトル解析のポイント -基礎編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族飽和炭化水素(パラフィン)編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族不飽和炭化水素 (オレフィン)・芳香族編- -
紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」を発売
ハードウェアの改良で測定性能が向上し、従来機種より高感度かつ正確な測定が可能です。また、自動起動・停止機能で待機時間を最小限にし、省力化と省エネに貢献します。
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました