ソフトウェア LabSolutions ICPMS Ver.2

装置制御およびデータ処理は LabSolutions ICPMS Ver.2で行います。必要な情報が一画面にまとまった、初心者にも使いやすいソフトウェアです。

LA-ICP-MSソフトウェア

レーザーアブレーション装置に接続したICPMS-2040/2050と本ソフトウェアを組合せることにより、薄膜状の試料の分析およびイメージングに対応した形式でのデータ出力が可能となります。

周辺機器

オートサンプラ AS-20

オートサンプラ AS-20

15 mL 容器が60本、50 mL 容器が8本搭載できるオートサンプラです。ターンテーブル型のため試料吸上げ管の長さを最短に設定でき、試料吸上げ時間の短縮およびメモリー効果の低減が図れます。

  • ターンテーブル型

    ターンテーブル型
    (試料吸上げ管の長さを最短にできる)

  • XYテーブル型

    XYテーブル型
    (試料吸上げ管は最も遠い容器に届く長さが必要)

 

オートサンプラ ASX-560

オートサンプラ ASX-560

14 mL容器240本を搭載できるオートサンプラです。別売ラックに交換することにより20mL容器(160本)または50 mL 容器(84本)にも対応します。標準試料用として50 mL容器を10本搭載できます。
※ASX接続キット ICPMS用が別途必要です。

オートサンプラ ASX-280

オートサンプラ ASX-280

14 mL容器120本を搭載できるオートサンプラです。別売ラックに交換することにより20mL容器(80本)または50 mL容器(42本)にも対応します。標準試料用として50 mL容器を10本搭載できます。
※ASX接続キット ICPMS用が別途必要です。

内標準自動添加キット

内標準自動添加キット

測定試料溶液と内標準元素をオンラインで混合して、ネブライザーに導入します。

溶液切替バルブ

溶液切替バルブ

純水、装置校正溶液、洗浄液など複数の溶液を自動的に切り替えるためのバルブです。
※ACアダプタと電源ケーブルが別途必要です。

フッ酸試料導入システム

フッ酸を含む試料を直接導入するときに用います。ネブライザー、チャンバー、ドレンはフッ素樹製で、トーチのインジェクタ部はアルミナが用いられています

有機溶媒導入システム

有機溶媒を導入する場合には、インターフェイス部分に有機溶媒起因の炭素(C)の析出が発生しないように、アルゴン 70 %・酸素 30 % の混合ガスを導入します。本システムには、混合ガス用のガスコントローラのほか、有機溶媒用の四重管トーチ、有機溶媒用ポンプチューブ(エタノール/メタノール/IPA用)などが含まれます。

石英チャンバー

標準付属のチャンバー(ほう珪酸ガラス製)では対応が難しい微量のホウ素を分析する際に使用します。

標準トーチキット

高周波出力1.6 kWに対応するインジェクタ内径1.8 mmのトーチと、それに対応するシールドスクリーン、ボンネット、アダプタのセットです。

3rdガス導入ユニット

ICPMS-2050において、アンモニア 10 %・ヘリウム 90 % の混合ガスを反応ガスとして使用するためのガスコントローラーユニットです。

ウォーターバブラ

高塩試料を分析する際に、トーチやネブライザーの目詰まりを抑制するために使用します。

LC接続キット

ICPMS-2040/2050とNexeraイナートシリーズまたはProminenceイナート分析システムを組合わせてLC-ICP-MSシステムを構築する際に必要な接続キットです。対応するLCシステムはお問い合せ下さい。

LabSolutions ICPMS TRM

島津LCシステムとICPMS-2040/2050の制御とクロマトデータの解析を行うためのソフトウェアです。

LC-ICP-MSメソッドパッケージ

島津LC-ICP-MSシステムに最適化された分析メソッドがメソッドファイルとして提供されるため、ユーザーがメソッド開発を行う必要がありません。「水銀形態別分析」「ヒ素形態別分析 Type1」「ヒ素形態別分析 Type2」の3種類のラインアップです。

 

関連資料