異物分析システム

異物に関する相談は,カビ臭やカルキ臭など異味・異臭に関するものから,ゴムや金属パッキン,各種シール材などの混入異物など多岐に及んでいます。
特に混入異物については,施設や設備の老朽化に加えて,作業員の身体の一部や衣類などが原因となることもあり,完全に撲滅することは困難です。
これらの苦情に対しては,より迅速に異物の原因物質を究明することが利用者に対して安心を与えることになります。
これら異物の正体を解明するためには,赤外分光分析や蛍光X線分析が有効です。
異物分析システムは,両手法を盛り込んだ総合検索システムです。
特長
- 水道事業体および食品メーカーのご協力を得て作成した島津製作所独自のライブラリ
- 実際に異物として捕集された試料に関する情報を収録
- 赤外スペクトルのライブラリに加えて蛍光X線プロファイルを収録(PDFファイル)し,異物の検索精度を大幅アップ
有効分野
- 食品・飲料
- 石油・化学・材料
- 電気・電子
- 機械・輸送機
- 受託分析業 など
News / Events
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FTIR分析の基礎にコンテンツを追加
FTIR分析の基礎に下記のコンテンツを追加しました。
・赤外スペクトル解析のポイント -基礎編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族飽和炭化水素(パラフィン)編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族不飽和炭化水素 (オレフィン)・芳香族編- -
紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」を発売
ハードウェアの改良で測定性能が向上し、従来機種より高感度かつ正確な測定が可能です。また、自動起動・停止機能で待機時間を最小限にし、省力化と省エネに貢献します。
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました