iMScope QT

イメージング質量顕微鏡

 
 

Combined Analysis
光学顕微鏡による観察とMSイメージの融合(オンリーワン)

全体像から微小部位まで
観察像に合わせて自在にMSイメージが取得できます

5 umの空間解像度による小脳の測定結果

 
  • サンプル :マウス小脳
  • マトリックス :9-AA
  • 測定領域 :662×595(393890pix)
  • 測定時間 :約2.2 時間

    5 umの空間解像度による小脳の測定結果

下図赤枠内(小脳)を5 um の高解像度で測定しました。
高解像度のMSイメージングと光学顕微鏡による形態観察が、最先端の研究をサポートします。

 

ネガティブモードによる脳切片全体の測定結果

  • サンプル :マウス脳全体
  • マトリックス :9-AA
  • 測定領域 :1126×624(702624pix)
  • 測定時間 :約6 時間

ネガティブモードによる脳切片全体の測定結果

マウス脳切片全体(17 mm × 9.4 mm)を15 um ピッチの高解像度で測定しました(702,624ピクセル)。
大きな脳切片の高解像度解析が約6時間で完了し、実験を効率的に進めることができます。

 

Quantification and Distribution
1 台の装置で、LC-MS による定性・定量情報と
質量分析イメージング(MSI)による位置情報を取得可能

MSI 解析に加え、LC-MS 解析を可能とする複合システムが分布情報と定量解析を実現します

MSIとしての利用

クロルプロマジンを投与したマウス組織切片をiMScope™ QTで測定しました。クロルプロマジン未変化体の分布や部位による存在量の違いをノンラベルで可視化することができました。

 

MSIとしての利用

LC-MSとしての使用

連続切片から、上記丸印の箇所をLMD(Laser Micro Dissection)で切り出し、抽出液をLCMS-9030で測定しました。LabSolutions Insight™ により、抽出液中のクロルプロマジン濃度を定量解析した結果を示します。このようにMSI によって示された組織切片上の薬剤濃度の差異は、LC-MSを用いた定量結果からも確認されました。
また、MSIで用いたm/z 319.10ピークをLabSolutions InsightExplore™の組成推定機能により解析した結果、クロルプロマジン未変化体の分子式(C17H19N2SCl)が高いスコアで第一位に示されました。このように、MSイメージの対象が未知化合物の場合でも、組成推定機能により分子式を推定することが可能です。

イオン種 理論値 測定値 誤差(mDa)
[M+H]+ 319.10302 319.10317 +0.15

結果:1 位 Score 98.88, Diff. 0.15 mDa(0.458 ppm), C17H19N2SCl

 

High Resolution, Speed and Accuracy
正確かつ高速な高解像度MS イメージの取得と迅速解析

高精度かつ高速なLCMS-9030と高解像度質量分析イメージングを組み合わせました


高性能で革新的な分析システム

サンプルプレートは内蔵した光学顕微鏡で撮像された後、ダイレクトにイオン化位置に移動し、イメージング画像の取得が始まります。

※ LCMS-9030は別途必要です。

高性能で革新的な分析システム

取り付けが簡単な設計

iMScope QT は装置の着脱が簡単です。
LCMS-9030をLCシステムに付け替えることで、質量分析イメージングに加え、 高感度のLC-MS 分析を行うことができます。

取り付けが簡単な設計

 

精密質量測定の日常化を可能にするテクノロジー

HRAM: High Resolution Accurate Mass Spectrometer

高精度温度コントロールシステム(特許出願中)

HRAM: High Resolution Accurate Mass Spectrometer(高分解能精密質量分析装置)として最も重要な役割を担っているのは「高精度温度コントロールシステム」です。
設置環境や装置内温度変化のような外的要因による精密質量変化を抑制するため、フライトチューブにはヒーター、温度センサーを適切に配置し、精密な温度コントロールを実現しています。ヒーターと温度センサーの位置関係を最適化
し堅牢性の高い温度コントロールシステムを開発しました。また、フライトチューブ制御用の電源系も温度コントロールしており高い質量安定性を実現しています。

室温変化に対する安定した質量精度

通常の実験環境において室温の変動は避けることができません。高精度に管理された温度コントロールシステムによって室温変化の影響を抑え、幅広い分子量範囲で長時間にわたって安定した質量精度を得ることが可能です。これにより、質量較正に費やす時間と労力を大幅に削減することができます。分子量が150 から1700 Da の各種抗生物質の標準品を60時間連続分析して、理論値との質量誤差をプロットしました。分析は通常の実験環境で行い、4℃の室温変化が見られました。この間、データを質量補正することなく、すべてのサンプルの精密質量が理論値から±1 ppm以内という高い精度のデータが得られました。

室温変化に対する安定した質量精度

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