TOC-VWP(湿式酸化方式) - オプション

全有機体炭素計

TOC-Vシリーズ オプション

TOC-Vシリーズでは,多彩なオプションにより,様々な機能を拡張することができます。
ただし,組み合わせが不可能な場合がありますのでご注意ください。
ASI-V     -  最大68試料の自動測定が可能なオートサンプラ
OCT-1     -  低コストで自動測定システムを実現する8ポートサンプラ
SSM-5000A    -  固体試料の測定を可能にする固体試料燃焼装置

オートサンプラ ASI-V

オートサンプラ ASI-V

オートサンプラASI-Vは,最大68試料のサンプリングが可能なTOC-Vシリーズ用オートサンプラです。
TOC-V シリーズに組み合わせることで,全自動測定システムとしてご利用いただけます。 機能性と利便性を兼ね備え,操作も簡単です。

 バイアル  40mL:68本
 125mL:24本

8ポートサンプラ OCT-1

8ポートサンプラ OCT-1

8ポートバルブを使用した小型でシンプルな設計により,お手軽な価格で自動測定システムを実現していただけます。 また,専用バイアルが不要で,セッティングも非常に容易です。 また,ベースプレート部分は薄く作られているので,既製のマグネティックスターラやウォータバス等をその上に乗せて使用することも可能です。

なお,OCT-1は,TOC-V本体1台につき最大2台(バイアル16本)接続可能です。

固体試料燃焼装置 SSM-5000A

固体試料燃焼装置SSM-5000Aは,TOC-Vシリーズと組み合わせることで,水試料をはじめ,土壌,汚泥,堆積物など種々の固体試料中のTOC測定を可能にする装置です。
通常の固体試料における測定作業では,試料からの有機炭素成分の抽出作業が必要になりますが,SSM-5000Aを導入することで固体試料をそのまま測定できるので,迅速かつ簡便で,より正確な測定が可能です。

固体試料燃焼装置 SSM-5000A

固体試料燃焼装置

具体的応用例

  • 洗浄バリデーションにおける有機性残留物の測定(スワブ法)
  • アルミ箔表面の清浄度評価 
  • ガラス繊維中の有機成分測定
  • 堆肥の炭素成分測定
  • セメント二次製品中の炭酸カルシウム量測定 
 TC酸化方法  燃焼触媒酸化
 (TC炉温度900℃)
 IC反応方法  酸性化
 (IC炉温度200℃)
 測定範囲  TC:0.1~30mgC
 (高感度:1~20μgC)
 IC:0.1~20mgC
 最大試料量  1g
 (水分含有率0.5g以内)
 測定時間  通常5~6分
 キャリアガス  酸素(99.9%)500mL/min
 高感度測定には
 高純度酸素が必要

TOC消耗品

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