TOC計 選択ガイド
性能・操作性の異なる全7モデルをご用意しています。 測定感度,測定方式などそれぞれに異なる特長を持った7モデルの中から,使用状況,環境に合わせた最良の選択をしていただけます。
高機能と操作性で幅広い分野で活躍 TOC-Lシリーズ
TOC-VWP
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水質の連続監視に最適 ON-LINE TOC-VCSH
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燃焼触媒酸化方式 | 湿式酸化方式 | ||
高感度型 | 標準型 | ||
LCSH/CPH (スタンドアロン / PC制御) |
LCSN/CPN (スタンドアロン / PC制御) |
VWS/WP (スタンドアロン / PC制御) |
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測定項目(標準) | TC(全炭素), IC(全無機炭素), TOC(全有機炭素), NPOC(不揮発性有機炭素) | ||
測定項目(オプション) | POC(揮発性有機炭素), TN(全窒素) | - | |
測定対象 | 水試料 (オプションで固体,ガス試料) |
水試料 (オプションで固体試料) |
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測定範囲(mg/L) | TC:0~30,000 IC:0~35,000 |
TC:0~30,000 IC:0~3,000 |
TC:0~3,500 IC:0~3,500 |
検出限界 | TC,IC:4µg/L TN:5µg/L |
TC:50µg/L IC:4µg/L TN:20µg/L |
0.5µg/L |
測定精度 | CV 1.5%以内 | CV 1.5%以内 (100 mg/L~ 2%以内) |
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懸濁物質測定 | ○ | × | |
オプション対応 | ASI-L, OCT-L, TNM-L, SSM-5000A | ASI-V, OCT-1, SSM-5000A |
ラボ分析TOCは2種類の制御タイプをご用意(スタンドアロンモデル,PC制御モデル)
燃焼触媒酸化・湿式酸化の両方式において,PCとの連携を重視したPC制御モデルと省スペースのスタンドアロンモデルの2種類の制御タイプをご用意しています。
PC制御モデルは,分析業務をサポートする様々な便利機能を利用できます。スタンドアロンモデルは,簡単操作で扱いやすくなっています。
TOC-LCSH/CSN スタンドアロンモデル |
TOC-LCPH/CPN PC制御モデル |
測定データの処理に便利な
PC制御モデル
- 連続測定中の試料の追加
オートサンプラによる連続測定の途中に,試料を追加挿入することができます。 - スケジュールファイルの作成
測定条件やバイアル番号を設定した複数試料の測定を,スケジュールファイルとして登録できます。ルーチン測定をサポートします。 - テキストファイルの入出力
測定結果をテキストファイルとして出力することができます。このファイルはExcel 等のアプリケーションで読み込むことができます。
またテキストファイルを測定スケジュールとして読み込むこともできます。 - USB通信
PCとTOC計の接続には,USBインターフェースを使用します。 - 精度管理機能
測定スケジュールの途中に精度管理用の試料を挿入できます。
測定結果があらかじめ設定された範囲を超えた場合に,再測定等の処置を自動で行うことができます。 - レポート出力する試料の選択
テーブル上の全試料の一括レポート出力に加え,指定した試料だけのレポートを出力することもできます。 - ランタイムレポートの出力
各試料の測定が完了する毎に,順次そのレポートを自動で出力することが可能です。 - 21CFR Part11 対応
ID,パスワードによるユーザ認証機能や,操作履歴の記録機能を備えています。
また,当社データ管理ソフトウェア LabSolutionsと組み合わせて,測定結果をデータベースで一元管理することが可能です。
PC制御ソフトウェア TOC-Control L / TOC-Control V
簡単操作の
スタンドアロンモデル
- カラー画面とキーボード
簡単で分かりやすい操作を考慮して設計されたキーボードと,見やすいTFTカラー液晶画面を採用しています。 - PC用プリンタの使用
本体背面にUSB端子に汎用のPC用プリンタを接続して使用することが可能です。(使用できるプリンタの機種については,お問い合わせください。) - USBメモリへのデータ出力
測定結果等をUSBメモリにCSV形式で出力することができます。 - LANポートからのデータ出力(オプション)
本体背面にLAN端子を備え,測定データをLAN経由で出力することが可能です。