マイコトキシンスクリーニングシステム
i-Series Plus フードセーフティーアナライザ
食の安全を確保するカビ毒スクリーニングシステム

カビ毒(マイコトキシン)は食品に付着したカビから産生される代謝物のうち,人や動物に健康被害をもたらす有害成分の総称です。
昨今,食品安全の立場から原材料中のカビ毒の自主検査が増加しています。本スクリーニングシステムは,世界で最も厳しいEU 基準値濃度のマイコトキシン10成分をわずか14分で高感度に検出することが可能です。また,試料の誘導体化処理を必要としないため,測定作業の省力化が図れます。
個別に測定していたマイコトキシンの一斉分析が可能に
マイコトキシンの中でも特に強い発がん性を有するアフラトキシンB1をはじめ,日本や欧州などで規制対象となっているマイコトキシン類10成分を14分で分析可能で,検出したい成分ごとに分析条件を変えて測定する必要がなく,検査業務の省力化を実現します。

Ready to Useなマイコトキシンスクリーニングシステムを実現
本スクリーニングシステムは,小麦粉や米粉などの穀物,リンゴ,牛乳を対象試料としたマイコトキシン10 成分の迅速スクリーニングが可能です。夾雑成分の影響を抑えた最適な前処理法と規制対象成分の分析条件を収録したCD-ROM,分析カラムが同梱されたキットを用いることにより,すぐに試料の測定が開始できます。
※ 上記スクリーニングキットとNexera-iに加えて,規制対象成分の標準試料,前処理カートリッジ,移動相の準備が必要です。
特長
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アフラトキシン類を蛍光誘導体化せず,直接検出が可能
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データブラウザ画面/レポートでスクリーニング結果を迅速確認
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膨大なデータの迅速な合否判定やより複雑な統計処理も可能
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