複雑な試料処理を自動化し作業効率を高めることを目指した自動試料前処理システムです。これにより,手操作では煩雑で手間と費用のかかる作業が不要になります。また,HPLCによる目的成分分離において,LC-NMRやLC-MSの制約を受けない自由な条件設定を可能にします。
Shim-pack MAYI シリーズ - オプション
前処理カラムラインアップ
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FDAのドラフトガイダンス“ Genotoxic and Carcinogenic Impurities in Drug Substances and Products: Recommended Approaches” では,原薬中の遺伝毒性不純物の許容限度が示されています。遺伝毒性不純物は通常の不純物と比較して極微量の高感度分析が求められています。
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LC-MSでは,HPLCにおいて頻繁に用いられる不揮発性の緩衝液がLC-MS測定では障害になるなど,HPLCの条件が必ずしもLC-MS測定に適しているとはかぎりません。そのため,例えば,HPLCで一旦分取し,脱塩などの処理をした後,LC-MS測定するといった面倒な方法が採られています。