多価イオン解析オプションソフトウェア
LabSolutions™ LCMS用

- ESI法によるLC/MS分析で得られた多価イオンの情報から,元の分子量の計算を行うオプションソフトウェアです
- 複数のMSスペクトルについても,効率的に連続して解析処理する事が可能です
- LabSolutions LCMSにおけるスペクトル情報と多価イオン解析結果がリンクしますので,解 析処理からレポート作成までの作業をスムーズに行えます
高分子の分子量推定を行います
複数のイオン化部位を持つ化合物の場合,ESI法では多価イオンが生成されます。例えば,分子量10,000 の化合物でも,20価のイオンであればm/z 501として,10価のイオンであればm/z 1,001として検出されま すので,質量分析計の測定質量範囲を超えて分子量測定が可能となります。本オプションソフトウェアで は,このような多価イオンMSスペクトから得られる情報を元に,目的化合物の分子量計算を行います。
操作は簡単
MSスペクトルを表示してメニューを選択するだけで
多価イオン解析を行うことができます。

多数のピークも自動処理
複数のMSスペクトルを連続して解析処理できますので,解析効率がアップします。また,スペクトル処理テーブルのスペクトル情報と多価イオン解析結果がリンクしますので,解析処理からレポート作成までの一連の作業が非常にスムーズです。
レポート
解析結果は、サンプル情報などを含めて,LabSolutionsのレポートで印刷できます。また,印刷したいスペクトル情報を選択できますので,目的化合物のみのレポート出力が可能です。

柔軟な解析パラメータ
スペクトルの平滑化,ピーク検出の方法,アダクトイオンの種類などを変更して解析することができます。
⇒(関連情報)HPLCサポート:LC-MSのはなし その3「APIでのマススペクトル」
⇒(関連製品)LC/MSソリューションシステムパッケージ一覧
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