PFAS Webinar 2025

有機フッ素化合物PFASのうち特にPFOSおよびPFOAにおいて設定されていた暫定目標値が、水道法上の水質検査基準値に引き上げられることになりました。環境省が決定したこの方針により、基準を超えた場合の改善措置が2026年4月から法的に義務づけられることになり、水道水中のPFAS分析の重要性はますます高まっています。
これを受けて、本Webinarでは特別講演として水処理装置メーカーである栗田工業株式会社の榎本 幹司様より、実際にLC-MS/MSを使用して水中のPFAS分析を行うなかで深められた知見や工夫の数々をご紹介いただきます。それに加えて、弊社からは前処理や測定のノウハウ、分析事例といったPFAS分析の最新事情をお届けします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
本Webinarはこんな方におすすめです
- PFAS規制に関する分析対応を検討されている方
- 化学・医薬・食品業界で水中のPFAS分析の対応を求められている方
- 受託分析や水道水質検査に携わっている方
プログラム
時間 | 内容 |
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14:00 - 14:50 |
【特別講演】『水中PFASの多成分一斉分析における実際』 当社では、PFASを含む水の処理技術の検討を効率よく実施するため、自社内でのPFAS多成分一斉分析体制の整備を行いました。実際のPFAS分析に携わる中で、気付いたこと、工夫したことについて、LC-MS/MSのユーザーの立場でお話します。 講演者:栗田工業株式会社 イノベーション本部 技術開発部門 |
14:50 - 15:30 |
『PFAS分析の最新動向 ~分析のノウハウから最新アプリケーションをご紹介~』 水道水を中心としたPFAS分析の最新動向についてご紹介します。近年PFASの環境への影響が広く認識され、水質汚染への関心が高まっています。来年度には、PFOAやPFOSに関する法改正が検討されており、PFAS分析の重要性が一層増すと考えられます。本セッションではPFAS分析に取り組む方々に向けて、前処理の重要性や測定に関するノウハウ、さらにLC-MS/MSを用いた最新アプリケーションについて詳しくご紹介します。 講演者:弊社技術者 |
※内容やスケジュールなどは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
本Webinarに関するお問い合わせ
株式会社島津製作所 セミナー事務局
an_seminar@group.shimadzu.co.jp