ELESTA CROSSORTER - アプリケーション
ラベルフリー細胞分離分析システム
活用事例

幹細胞の分離・濃縮
組織など複数種類の細胞が混在するなかから、幹細胞など必要とする細胞を分離・濃縮できます。従来、細胞純化のために培養を繰り返していた場合、培養期間を短縮するなどの効果が期待できます。

CTC・希少細胞分離
CTC(血中循環腫瘍細胞)を溶血処理など事前に赤血球を除去せずに、血液から濃縮分離します。CTC 以外の希少細胞にも応用可能です。

死細胞の除去
細胞培養液に混在する死細胞やデブリ、外部から混入した微小粒子などを除去します。

細胞の品質管理
培養中に死細胞の割合が高くなるなど、細胞の状態に変化があれば分離特性の解析により検知できます。

動物細胞の研究・産業化
分離に抗体などのマーカーが必要ないため、ウシ、ブタなどヒトに比較して特異マーカーが少ない細胞の分離に適しています。

微細藻類の研究・産業化
海水など自然サンプルから微細藻類を分離することが可能です。微細藻類を使用した機能性物質の生産など、有用細胞の分離、解析への活用も期待できます。
※ 上記以外にも様々な目的で使用できますが、細胞の種類や状態によって分離条件の最適化が必要になります。
お客様がご要望のアプリケーションへの適用可否については、個別にご相談ください。