Siウェハ中の軽元素濃度計算プログラム
フーリエ変換赤外分光光度計
このプログラムはシリコン結晶中の置換型炭素、格子間酸素およびSiN膜中のN-H、Si-Hの水素濃度を定量するためのものです。
置換型炭素濃度および格子間酸素濃度については、日本電子工業振興協会から発行されているJEITA規格(シリコン結晶中の格子間酸素濃度と置換型酸素濃度の標準測定法)に沿ったプログラムとなっています。測定はすべて透過法で実施し、ブランクとなるSiウェハはお客様で準備していただく必要があります。ブランク試料の詳細については以下をご参照ください。
格子間酸素濃度用ブランク試料の形状および濃度
試料形状はFZ法結晶の両面研磨薄片で、酸素濃度1×1016 atoms/cm3(0.2 ppma)以下の5 Ωcm以上の抵抗率を持つこと。
置換間炭素濃度用ブランク試料の形状および濃度
試料形状は厚さ約2.0 mmの両面研磨薄片で、炭素濃度2×1015 atoms/cm3(0.2 ppma)以下であること。

プログラム起動時と結果表示のイメージ画面(結果表示は置換型炭素濃度計算結果)
対象試料
Siウェハ
News / Events
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FTIR分析の基礎にコンテンツを追加
FTIR分析の基礎に下記のコンテンツを追加しました。
・赤外スペクトル解析のポイント -基礎編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族飽和炭化水素(パラフィン)編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族不飽和炭化水素 (オレフィン)・芳香族編- -
紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」を発売
ハードウェアの改良で測定性能が向上し、従来機種より高感度かつ正確な測定が可能です。また、自動起動・停止機能で待機時間を最小限にし、省力化と省エネに貢献します。
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました