加熱真空拡散反射測定システム
フーリエ変換赤外分光光度計
FTIR本体試料室に加熱真空拡散反射装置を設置し、拡散反射測定を行うシステムです。触媒反応の研究などに利用されます。
加熱真空拡散反射装置は拡散反射装置と試料チャンバーから構成されており、試料チャンバーは拡散反射装置から取り外すことができます。
試料は試料チャンバー内にセットして測定します。チャンバーは加熱ができ、試料チャンバー内を真空にしたり雰囲気ガスや冷却水を流したりすることができます。
注)試料・測定対象・目的によっては、T2SL検出器を使用しなければならない場合があります。また測定するピークが微弱な場合や、大気成分と重なる場合には、パージコントロールキットと乾燥空気または乾燥窒素を組み合わせて試料室や拡散反射装置内をパージしてください。
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加熱真空拡散反射付属装置
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試料チャンバー
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シリカゲルの赤外スペクトル(温度範囲:30~800 ℃)
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ABS樹脂の赤外スペクトル(温度範囲:30~400 ℃)
対象試料
触媒、ポリマー、粉末試料など
関連資料
News / Events
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FTIR分析の基礎にコンテンツを追加
FTIR分析の基礎に下記のコンテンツを追加しました。
・赤外スペクトル解析のポイント -基礎編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族飽和炭化水素(パラフィン)編-
・赤外スペクトル解析のポイント -脂肪族不飽和炭化水素 (オレフィン)・芳香族編- -
紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」を発売
ハードウェアの改良で測定性能が向上し、従来機種より高感度かつ正確な測定が可能です。また、自動起動・停止機能で待機時間を最小限にし、省力化と省エネに貢献します。
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました