STABLO-AP
イオナイザ(除電器)
イオナイザSTABLO AP は,高圧の交流コロナ放電方式の採用により,無風で1 秒の高速除電*1 を実現しました。また,交流方式により1 本の放電針から+イオンと-イオンを等しく照射することにより,除電したサンプルを逆帯電させることなく長期間にわたり安定して除電(イオンバランス±10V 以下*2)できます。イオン照射のための風を必要としないので,粉末サンプルを飛散させることがなく,異物の混入(コンタミネーション)を起こしません。標準付属のスタンドを利用した固定使用,手に持って自由に移動できるハンディ使用が行える2-way 方式で,天びん計量以外でもサンプルや容器の除電にご使用いただけます。
*1:放電針から距離100mm で,±1000V の帯電状態から±100V までの除電時間(工場出荷時)。
*2:放電針から距離100mm で,±1000V の帯電状態から±100V までの除電した後の帯電量(工場出荷時)。
特長
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高圧の交流コロナ放電方式の採用により、無風で1秒での高速除電を実現しました。 無風なので、粉末サンプルを飛散させることもありません。サンプルが飛散しないので、天びんのひょう量室内で使用してもコンタミの心配がありません。
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帯電しやすいサンプルを除電し、容器への付着やサンプルを飛散させずに容器へ分取できます。 そのため計量前にサンプルを除電することにより、信頼性の高い計量が可能となります。
動画
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スマートホルダとイオナイザの組み合わせで計量値の静電気による影響を除去できる理由
静電気対策にどうしてスマートホルダが必要なの?
スマートホルダとイオナイザ「STABLO-AP」を併用すれば、ガラス容器表面も含めて試料室全体の静電気を素早く除電して、計量時間の短縮と信頼性の向上に貢献します。
※ スマートホルダは、AP225Wは標準で添付されています。
※ AP225W以外のAPシリーズをお使いの方は、オプションで後付けできます。 -
分析天びんAP W-ADシリーズ STABLO-AP(イオナイザ)の効果
分析天びんAP W-ADシリーズは長期安定性にすぐれたAC方式のイオナイザ⁼STABLO-APを標準搭載。計量作業時における静電気の影響とSTABLO-AP(イオナイザ)の効果についてご紹介いたします。
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除電器の効果 スプーン編