マルチオミクス解析パッケージ
LC/MS,GC/MSデータ解析用ソフトウェア
「マルチオミクス解析パッケージ」は、メタボロミクス、プロテオミクス、フラックス解析などで得られた膨大な質量分析データを自動で代謝マップに表示し、さまざまな解析を行える代謝工学向けのソフトウェアです。特に、当社が提供する代謝物分析用の各種メソッドパッケージ・データベースと連携し、メタボロミクスデータ解析作業を効率化します。直感的に捉えることができる可視化されたデータは、創薬や機能性食品、バイオ工学などライフサイエンス研究を強力にサポートします。
本パッケージは、大阪大学・島津分析イノベーション共同研究講座(2014年12月設置)や大阪大学情報科学研究科、システムバイオロジー研究機構による共同研究成果の製品です。
製品紹介動画
化合物の量的変化を代謝マップ上に簡単な操作で可視化
測定データのグラフ化や代謝マップへの投影の作業を大幅に削減します。
統計解析により有意な化合物を簡単な操作で抽出
2群比較のボルケーノプロット、多群比較の主成分分析(PCA)、階層的クラスタリング(HCA)、箱ひげ図(Boxplot)を簡単に使うことができます。PCA、HCA、Boxplotは同一画面上で連動し簡便に有意な化合物を抽出できます。さらに抽出された化合物が代謝マップのどこにあるか拡大表示できますので、確認とデータ解釈をサポートします。
各種メソッドパッケージに対応した可視化テンプレートファイルが付属
サンプルの前処理法や分析条件が“Ready to Use Method”として収載された当社 の各種メソッドパッケージと連動しており、質量分析装置による測定からデータ解析までの操作をスムーズに実施可能です。特に一次代謝物、細胞培養プロファイリング、脂質メディエーター、胆汁酸のメソッドパッケージおよびSmart Metabolites Databaseに対応する可視化テンプレート(代謝マップ)が入っており、そのまま、もしくは簡単な操作でカスタマイズしてご使用いただけます。
特長
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マルチオミクス解析パッケージのワークフロー
動画
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マルチオミクス解析パッケージ
(大阪大学・島津分析イノベーション協働研究所 Webより転載。本動画内に記載されている会社名,製品名,サービスマークおよびロゴは,各社 の商標および登録商標です。なお,本文中では「TM」,「(R)」を明記していない場合があります。)
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マルチオミクス解析パッケージ
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マルチオミクス解析パッケージ
News / Events
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トップランナーに聞く、におい分析の最前線
2024年4月18日(木) 14:30 ~ 17:00
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SHIMADZU PFAS分析ソリューションを公開
オンライン展示会「MESSE SHIMADZU」において、「SHIMADZU PFAS分析ソリューション」を公開しました。環境残留性や生体蓄積性が指摘されるPFASの分析例などをご紹介しています。
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世界初!イオン解離技術OADで何ができる?
-質量分析(LC-QTOF-MS)による構造解析の最前線-配信日:2024年3月27日(水) 14:00 ~ 14:45
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リピドミクスで疾患を理解する
血液分析例と脂質メディエーター解析ツールのご紹介配信日:2024年3月19日(火) 14:00 ~ 15:15
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Shimadzu Biopharma Webinar 2024
配信日:2023年7月25日(火) ~ 2024年2月27日(火)まで5回開催
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OAD-TOFシステムは、島津独自のフラグメンテーションであるOAD (Oxygen Attachment Dissociation)を実現するQ-TOFシステムです。