LCMS™-8060

高速液体クロマトグラフ質量分析計

Speed

正負イオン化切替時間5msecの超高速正負イオン化切替測定(UFswitching™),最高スキャンスピード30,000 u/secの超高速スキャン(UFscanning™),最大555ch/secの超高速MRM測定(UF-MRM™)。LCMS-8050から引き継いだ高速性能はそのままに,クラス最高レベルの感度を加え,高精度な定量と定性の両立を可能にします。

400 msec loop timeで65MRMをモニターした際のloop timeに占めるdwell timeの比率

400 msec loop timeで65MRMをモニターした際のloop timeに占めるdwell timeの比率

正負イオン同時測定を実施する場合,極性切替に要する時間,すなわち正負イオン化切替時間(polarity switching time)がデータの精度に大きく影響します。

高速正負イオン化切替
LCMS-8060の正負イオン化切替時間はわずか5 msecで,LCMS-8050の高性能をそのまま引き継いでいます。

十分なイオンの取り込み
LCMS-8060はループタイム(loop time)の大部分をデータ取込時間(dwell time)として割くことができるため,多成分高速分析においても十分なイオン量を取り込むことができ、シグナル低下を生じることなく安定したデータが得られます。

下図は高速正負イオン化切替を用いて測定した水質農薬105成分一斉分析の例です。最もクロマトグラムが重なった領域では最大65成分同時分析しています。この分析例では,Dwell timeは2 msecと設定し,最長ループタイムは400 msec,データポイント数はピーク幅10 sec程度のピークに対して20点以上となります。この領域のLCMS-8050からの感度向上は全成分平均の3.66倍と同等で,さらに面積再現性(RSD)は5%未満を達成しています。

水質農薬105成分(各300 pg/mL)のMRMクロマトグラム

水質農薬105成分(各300 pg/mL)のMRMクロマトグラム

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