アミノ酸配列

ペプチドマップ

製造プロセスの開発において,タンパク質の一次構造を同定する必要があります。さらにリスクを評価する観点から,可能性のあるすべてのPTM の構造解析が必要です。
ペプチドマッピングはこの目的に適した基本的な技術です。組み換えタンパク質を酵素分解してペプチド断片にし,HPLCで分離して一次構造のフィンガープリントを取得します。質量分析を併用することでペプチドマッピングの結果から酸化,脱アミド化,ジスルフィド結合の組み換え,C末端リジン残基のトランケーション,N末端のピログルタミル化など,さまざまなPTMを正確に同定できます。
当社はPart11に適合したHPLCおよびLC-MSシステムを用いた,タンパク質配列の精密な同定,修飾基の同定,さらにQA/QCを目的とするタンパク質フィンガープリントの日常的なモニタリングなどを包括したポートフォリオをご用意しています。

 

アプリケーションニュース

N末端・C末端アミノ酸・アミノ酸配列

N末端アミノ酸分析は,N末端アミノ酸の同定および均一性を確認するために極めて重要です。タンパク質をそのまま分析に供することができ,長鎖の配列決定も可能です。また,質量が同一のアミノ酸(ロイシンとイソロイシン)も容易に区別・同定することができるなど,質量分析によるアミノ酸配列解析の不足点を解消します。

アプリケーションニュース

N末端アミノ酸

 

ジスルフィド結合

 

アミノ酸配列

 

製品紹介

N末端アミノ酸分析は,N末端アミノ酸の同定および均一性を確認するために極めて重要です。タンパク質をそのまま分析に供することができ,長鎖の配列決定も可能です。また,質量が同一のアミノ酸(ロイシンとイソロイシン)も容易に区別・同定することができるなど,質量分析によるアミノ酸配列解析の不足点を解消します。
プロテインシーケンサPPSQ-51A/53Aは,エドマン反応,LCによるPTH-アミノ酸の分離・検出,およびデータ解析を自動で行い,N末端側からのアミノ酸配列を決定します。