1. |
[GCMS分析]ウィンドウ左側の[ポストラン]アシスタントバーから[データ比較]アイコンをクリックします。 [データエクスプローラ]から比較するデータファイルを選択し,[クロマトグラムビュー]にドラッグ&ドロップします。(ファイル選択時は,キーボードの[Shift]キーを押しながらファイルを選択すると,複数のファイルを選択できます。)
 |
2. |
[クロマトグラムビュー]に比較クロマトグラムが表示されます。 始めにどのクロマトグラムを移動するかを決め,[データ選択ボタン]中の移動するデータの番号をクリックし選択状態にします。 次に伸縮を行う基点を設定します。 [基点]ボタンをクリックした後,クロマトビュー上にマウスカーソルを移動させると,基点がクロスラインで設定されます。 [クロマトグラムビュー]上でクリックし,基点を設定します。 基点を設定すると,青い十字線が表示されます。 この基点は伸縮処理を行う上での原点となり,この点だけはそこに固定されるように処理が行われます。 すでに[基点]ボタンが押されている状態になっているときは,いったん[基点]ボタンを押して選択状態を解除してから,再び[基点]ボタンを押して基点を設定するようにしてください。
 |
3. |
時間軸方向に伸縮を行うか,強度軸方向に伸縮を行うかを決め,いずれかの[伸縮方向]ボタンをクリックします [クロマトグラムビュー]上で,ドラッグ&ドロップで伸縮処理を行います。 伸縮処理の処理は平行移動と組み合わせて用いることができますが,基点をまたいでドラッグするのは避けてください。 正常にクロマトグラムが伸縮できません。 また,これらのボタンが押されていると,クロマトグラムの拡大処理をマウスのドラッグで行うことができません。 クロマトグラムの拡大をするには,ボタンをもう一度押して選択状態を解除してください。 ([クロマトグラムビュー]上の右クリックメニュー[移動・伸縮]を使うと,数値入力による設定ができます。)
 |
4. |
平行移動を取り消してデータを元に戻すには,[クロマトグラムビュー]上で右クリックし,右クリックメニューの[移動・伸縮の初期化]を選択します。 [データファイル1],[データファイル2]もしくは[全てのデータ]から選択します。
 |