GCMS代替キャリアガスのご提案
ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)
- GCMS分析の基礎
- ヘリウムガスの供給不足への対策とご提案
- ヘリウムガス対策のご提案(GC-MS)
- GCMS代替キャリアガスのご提案
- 節電に対する取り組みのご提案
- GCMSsolution 操作 Q&A
- よくあるご質問(FAQ)
ヘリウムガスはGC/MSのキャリアガスとして使用されますが,近年のヘリウムガスの供給不足や価格高騰から,代替ガスとして水素ガスの利用が進んでいます。水素ガス(H2)は,ヘリウムガスと比較して,安価であり,分析時間を短縮することができます。
さらに,水素ガス発生装置を利用することで,ランニングコストを低減できるともに,ガスボンベの設置が難しいラボでも分析が可能になります。また,水素ガスの安全な運用が可能です。
島津のガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)は,水素キャリアガスに対応しており,水素をGCのキャリアガスとして利用できます。さらに,EZGC™ Method Translator (Restek)を使用することで,これまでのヘリウムでのメソッドを水素キャリア用のメソッドに簡単に変換することができます。

EZGC™ Method Translator

70成分の農薬における水素および
ヘリウムキャリアガスでの保持時間の相関
EZGC™ Method Translatorを用いて
水素キャリアガスの分析条件に変換
アプリケーション事例
Precision H2 TraseとGCMS-QP2020を組み合わせ,農薬の一斉分析を行った結果,分析時間を短縮し,農薬を高感度に分析することができました。
Fenitrothion 0.01 mg/Lのクロマトグラムと検量線
製品紹介
水素ガス発生装置
Precision H2 Trase