Cell3iMagerシリーズ

ラベルフリーイメージングシステム

非染色接着培養細胞の薬剤感受性評価

薬剤添加量による細胞の形態変化を正確に撮像し,生細胞群,死細胞群を自動判定しました。
4種類のがん細胞に,濃度の異なる抗がん剤 ( MG132 ) を添加しました。添加6日後に,Cell3iMager duos で画像取得し,細胞の特徴からレシピ設定を行い,生細胞群の総面積を算出しました。また,画像取得と同時に,ATPアッセイを行ない,発光量 ( RLU : Relative Light Unit ) と生細胞群の総面積 ( Area Sum ) を比較したところ,高い相関を示しました。

生細胞群総面積と,ATPアッセイの比較

3D培養(ゲル培養)オルガノイドのフォーカス合成

Zスタッキングスキャニングにより,オルガノイドのフォーカス合成を行いました。
マトリゲルドーム中で,腸管オルガノイドの3D培養を行い,培養6日目にduos2にてZスタッキングスキャニングを実施しました。50 μmピッチで画像を取得し,フォーカス合成を行うことで,マトリゲルドーム中のオルガノイドを網羅的に撮像することができました。

3D培養(ゲル培養)オルガノイドのフォーカス合成

iPS細胞樹立工程での活用

iPS細胞を樹立するためには、体細胞を採取し初期化因子を導入したあと、コロニーを選別し、選別後もiPS細胞としての特長を保有してるか評価する必要があります。
コロニー形成後は、多数のコロニーを観察・評価する必要があるため労力がかかります。そこで、高速スキャンにより各工程での細胞観察の省力化が可能なCell3iMager duosおよびCell3iMager duos2を活用した例をご紹介します。

 

樹立工程のフロー

樹立工程のフロー

コロニー形成&iPS細胞選別 未分化性評価 多能性評価

 

コロニー形成での活用

体細胞に初期化因子を導入して初期化を行います。
線維芽細胞に初期化因子を導入し28日間培養し、Cell3iMager duosでWell全面を撮像しました。
Well全面を撮像することで、全てのコロニー形態を記録することができ、初期化効率の算出など、樹立作業の振り返りに利用できます。

コロニー形成での活用

 

未分化性評価での活用

樹立したiPS細胞の未分化性を免疫染色法によって評価します。
5日間培養したiPS細胞をパラホルムアルデヒドで固定し、Oct3/4(未分化マーカー)とHoechst33342(核)で染色しました(未分化細胞では緑色と青色の蛍光を示し、逸脱した細胞は青色のみの蛍光を示します)。
Cell3iMager duos2でWell全面撮像しました。
Well全体の逸脱細胞の割合を算出することで、逸脱細胞が少ない細胞株を選別することが可能です。また明視野画像と蛍光画像を1度に撮像することができます。

未分化性評価での活用

 

多能性評価での活用

iPS細胞の多能性を評価するために三胚葉への分化能を評価します。
胚様体をプレートに接着させ分化培地で14日間培養し三胚葉へ分化させました。分化した細胞を免疫染色した後、Cell3iMager duos2で撮像し、各胚葉マーカー(外胚葉・中胚葉・内胚葉)の発現を蛍光検出にて確認しました。
Cell3iMager duos2では3色の多重染色画像を1度に撮像することができます。

外胚葉 (TUJ1)

外胚葉 (TUJ1)

青:Hoechst33342
緑:TUJ1

中胚葉 (αSMA)

中胚葉 (αSMA)

青:Hoechst33342
緑:αSMA

内胚葉 (SOX17)

内胚葉 (SOX17)

青:Hoechst33342
緑:SOX17

TUJ1およびαSMA

TUJ1およびαSMA

青:Hoechst33342
緑:αSMA
赤:TUJ1

 

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