試験法に準拠したミネラルウォーター中のPFOS及びPFOAの分析

ダウンロード

ユーザーベネフィット

- 消費者庁の試験法に準拠した前処理と分析メソッドを用い、PFOAおよびPFOSを5 ng/Lから精度よく定量が可能です。 - オートサンプラーの共注入機能を用いることで、PFAS10成分について5 ng/Lから精度よく定量が可能です。

はじめに

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)を始めとするペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)は、撥水剤や防水材、界面活性剤など幅広い用途で使用されています。一方で環境中に蓄積しやすく、飲料水等から人体に取り込まれた際の健康被害が懸念されています。 2025年6月の食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示によってミネラルウォーター類の規格基準(成分規格)にPFOAとPFOSが追加され、基準値が合算50 ng/Lと定められました。本アプリケーションニュースでは、「清涼飲料水等の規格基準の一部改正に係る試験法について」および「食品中の有害物質等に関する分析法の妥当性確認ガイドラインについて」に準拠して、100倍濃縮したミネラルウォーター中のPFOAとPFOSを高感度に分析した例をご紹介します。 また、2026年4月から水質要検討項目に追加される7成分、ペルフルオロブタン酸(PFBA)、ペルフルオロペンタン酸(PFPeA)、ペルフルオロヘキサン酸(PFHxA)、ペルフルオロへプタン酸(PFHpA)、ペルフルオロノナン酸(PFNA)、ヘキサフルオロプロピレンオキシドダイマー酸(HFPO-DA)、ペルフルオロブタンスルホン酸(PFBS)と既に要検討項目であるペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)8成分も含んだ計10成分をオートサンプラーの共注入機能を用いて分析した例もご紹介します。保持時間が早いPFBAやPFPeAなどの成分は、消費者庁の試験法に準拠した注入量5 μLを適用すると、溶媒効果によりカラム内拡散が生じてピーク形状が崩れやすくなります。しかし、オートサンプラーの共注入機能を用いることで、保持時間が早い化合物のピーク形状が改善され、一斉分析が可能となります。

2026.05.27

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。