
ICPMS-2040/2050
- 様々なベビーフード中の有害金属を、十分な感度で一斉に分析できます。 - マトリックスの高いベビーフードであっても、安定して分析できます。 - LabSolutions ICPMSに標準搭載のリンス機能で、導入系を最小限の時間で洗浄しキャリーオーバーを防げます。
乳幼児の代謝経路は発達段階であり、さらに体重も少ないので有害な物質の影響を受けやすいことが知られています。米国ではBaby Food Safety Act 2021、EUではCommission Regulation (EU) 2023/915およびCommission Regulation (EU) 2024/1987 、日本ではベビーフード自主規格など、各国でベビーフードに含まれる有害金属の管理が求められています。微量の有害金属元素の分析には、高感度に多元素一斉分析を行うことができるICP-MSが適しています。 一方で、ベビーフードは種類によってマトリックスが異なるため、ICP-MSでの分析において非スペクトル干渉、長時間の安定性等への影響が懸念されます。 本アプリケーションニュースでは、ICPMS-2040/2050でマトリックスの異なる5種類のベビーフードを分析しました。また、米国食品医薬品局FDAの元素分析マニュアルEAM4.7を参考に、添加回収試験と長時間安定性の評価を行いました。
2025.10.15
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。