オートグラフ AGX-V2 シリーズ
プラスチックの多角的評価-混錬条件の違い-
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ユーザーベネフィット
- 機器分析による多角的な評価によって樹脂材料の混練条件など、成形条件の違いによる特性の変化をより詳細に把握することが可能で、それらデータは最適な成形条件検討に有効です。 - MALDI-TOF MSを用い、成形時の樹脂材料の分子構造の変化を解析することが可能です。
はじめに
樹脂の射出成形においては、温度、圧力、時間をはじめとして種々成形条件が成形品の特性に影響を与えるため、最適な条件の検討が必要とされます。ブレンド樹脂の場合は特に成形時の混練の差による特性の変化も懸念されます。今回、ポリカーボネート(PC)/アクリロニトリルスチレンブタジエン(ABS)ブレンド樹脂を対象として、混練条件の違うサンプル(混練処理の有無の違い)の特性を多角的に測定し、混練条件の影響を確認しました。
2023.07.04