オートサンプラーの自動希釈機能を用いたテトラサイクリン類のスクリーニング分析(2)

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ユーザーベネフィット

- オートサンプラーの自動希釈機能により、前処理の手間が省けます。 - 畜水産物試料にも適用でき、迅速なスクリーニング分析が可能です。

はじめに

動物用医薬品は、感染症の予防・治療薬として専ら動物に用いられる物質で、代表的なものに抗菌性物質(抗生物質、合成抗菌剤)などが挙げられます。中でも、テトラサイクリン類は、各国で違反事例の多い抗生物質の一種です。 しかし、これらは意図せず畜水産物に残留している場合があり、アレルギー、耐性菌出現の原因となることがあります。人が安心して食することができるように人の健康に害を与えない量を考慮して 、 各国で最大残留基準(Maximum Residue Limit; MRL)が設定されています。 ここでは、既報分析条件を畜水産物試料に適用したスクリーニング分析例についてご紹介します。

2022.03.01

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