Shim-pack FC-ODS
高速・高分離カラム Shim-pack FC-ODS
Shim-pack FC-ODSは汎用システムを用いて,分析時間を短縮するには,最適なカラムです。画期的な表面構造と充填方法の最適化により,優れた分離能を示します。充填剤粒子径は3μmにもかかわらず,市販されている2μmカラムと同等の性能を示すため,5μmカラムの2倍相当の分離能を有します。通常よりも短いカラムでも高い理論段数が得られ,分析時間の短縮が図れます。
Shim-pack FC-ODSの応用
市販の平均的なODSカラムと同等の疎水性相互作用を示すように設計されています。そのため,別のODSカラムで設定した分析条件をほとんどそのまま使用することができます。一方,親水性相互作用(水素結合性,配位結合性)については極力抑制されていますので,塩基性化合物を分析する際には非常に有効です。また,立体選択性(化合物の立体構造の差異を認識する能力)を高めていますので,従来のODSでは分離困難であった成分の分離に対しても有効となります。Shim-pack FC-ODSは3種類のカラム長さをラインアップしています。各々の使い分けは以下のとおりです。
■ 30mm
試料が複雑なマトリクスを持たない場合のハイスループット分析に適しています。
■ 75mm
従来の150mmのカラムを用いた分析に対し,分析時間を短縮したい場合に役立ちます。150mm相当の理論段数を示しますので,分析条件を変更しなくても約1/2の時間で同等の分離を得ることができます。グラジエント分析の場合のタイムプログラムは,1/2の時間で濃度を変化させるように変更してください。
■ 150mm
従来の150 mm のカラムでは,分離が困難な場合に,お試しください。
特長
-
Shim-pack FC-ODSは汎用システムを用いて,分析時間を短縮するには,最適なカラムです。画期的な表面構造と充填方法の最適化により,優れた分離能を示します。充填剤粒子径は3μmにもかかわらず,市販されている2μmカラムと同等の性能を示すため,5μmカラムの2倍相当の分離能を有します。通常よりも短いカラムでも高い理論段数が得られ,分析時間の短縮が図れます。
-
試料が複雑なマトリクスを持たない場合のハイスループット分析に適しています。
News / Events
-
バイアルWebinar 転ばぬ先のバイアル!
LC、LC/MS分析結果の信頼性を高めるバイアル選択の基礎知識配信日:2024年11月15日 (金) 14:00 ~ 15:00
-
燃焼-イオンクロマトグラフシステムを発売
日東精工アナリテック製自動試料燃焼装置と島津製作所製イオンクロマトグラフHIC-ESPを組み合わせた燃焼イオンクロマトグラフシステム です。液体や固体の試料を自動試料燃焼装置で燃焼させ、その際に発生した気体を吸収液に捕集します。その吸収液をイオンクロマトグラフに 自動的に注入し、ハロゲン、硫黄の分析を行います。
-
日本食品科学工学会 第71大会
日本食品科学工学会 第71大会でポスター発表とランチョンセミナーを行います。
-
カラムWebinar なるほど納得!カラムから考える超高速(UHPLC) 分析
2024年8月23日(金) 14:00 ~ 15:10
-
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会に出展します。
-
薬局方ガイドラインに従ったLC分析の高速化
配信日:2024年6月20日(木) 14:00 ~ 15:10